ほうほうのていでアルケイン大学への入学を果たしたRasuさん。

さすがにいつまでも召喚モンスターに頼っていられないと、大学の器具を活かし破壊魔法の特訓を始めた。

スキル上げの前に仕様変更を確認

オリジナルとの違い1.魔法スキル経験値の仕様変更

まず手前味噌で恐縮だが、大事な前提となる魔法スキルの経験値について。

簡単に言うと、リマスター版はほぼマジカ消費に比例してスキル経験値が上がる

つまり、

オリジナルとの違い2.錬金術の達人到達で、一度に飲める薬の最大数が10個まで拡張される

あんまり話題になってないが、実は相当スキルレベル上げに寄与する変更点。

オブリビオン 錬金術 達人 リマスター 変更点 違い

画面に映り切らないのが残念だが、錬金術100&修行者レベルの器具があれば、秒間マジカ回復9ポイント*10=秒間90マジカ回復とかいう、悪夢のような回復量を実現できてしまう。

「そんなんどこに書いてあるねん?」という方は、ゲームのスキルタブにあるスキルパークの解説欄をいま一度確認してみて欲しい。

これらオリジナル版との違い1&2を活かし、その時点で唱えられる最大消費マジカの自分対象の魔法を、マジカ回復薬をガブ飲みしつつ連打、というコンセプトの育成法である。

下記記事にあるように、魔術を専門に選んだ我らがRasuさんの場合は、二時間半で錬金術をマスターできた。

専門分野が違っていても、まあ三時間あればサクッと錬金術を達人にはできるかと思われる。

マジカ回復薬の素材調達方法

しかも、である。

この錬金術スキル上げに使う農場の周辺には、大量の亜麻が自生している。亜麻は、第一の効果にマジカ回復を持っており、錬金術が達人まで上がれば、亜麻の種だけでマジカ回復薬を量産できる。要は、錬金術のスキル上げと魔法スキル上げのための仕込みを両立できてしまうのだ。

筆者の場合、錬金術スキル上げを行うついでで亜麻を収穫していたが、トータルで250個近くは手に入った。

魔法スキル上げ実践編

というわけで、ひとまず冷気耐性ダウン20%*25秒(対象は自分)の魔法をアルケイン大学の構呪の祭壇で作成してみた。十回くらい唱えただろうか?あっけなくスキルレベルは50に到達した。

ここからが本番である。

とりあえず育成用に、炎耐性ダウン43%*120秒(対象:自分)を作成。別に耐性低下でなくとも、スタミナ低下やらスキル低下やらでもいい。ダメージを与える魔法のように、トレーニング用の魔法連打でゲームオーバーになってしまうのでさえなければ、なんだっていい

オブリビオン  破壊 スキル上げ

開始時点の破壊スキルレベルは46。上記炎耐性低下魔法は消費118。

オブリビオン メジャースキル

つまり、先ほどのマジカ秒間9回復の薬を十服飲めばあら不思議。

ほぼほぼ消費量を回復量で相殺できてしまうのだ。

オブリビオン 魔法 スキル上げ リマスター 変更点 違い

あとはひたすら、ガブ飲みしては撃つべし!撃つべし!

スキルレベルアップに伴って燃費がどんどん改善していくので、必要なマジカ回復薬の本数は加速度的に減っていく。

飲みすぎるのももったいないので、いい感じに調整しながら飲んでみよう。

破壊スキル上げで46→100まで21分

オブリビオン 破壊 達人 スキル上げ

”修行者になったら更なる鍛錬用魔法を作ろうかな?”とか最初は思っていたが、ゴリゴリスキルレベルアップしていくので、魔法を作りに行く時間とゲームへの負荷がもったいなく感じ、そのまま押し通してしまった。

”魔法スキル上げ実践編”からの工程を含めて、おおむね21分で達人になることができた。

Rasuさんは魔術を専門、かつ破壊をメジャースキルにしていたので、専門違いで破壊をマイナーにしている場合は40分くらいあればマックスまでいくかと思われる。

ちなみに、鍛錬のために消費したマジカ回復薬は67個。これを多いとみるか少ないとみるかは、読者諸氏の価値観に任せる。

最強?破壊魔法作成

オブリビオン 最強 魔法 魔法作成

せっかく破壊魔法を極めたので、オリジナルの破壊魔法、POWER!!を作ってみた。ネーミングを気にする人のところにはタマネギを差し向けるので、覚悟するように。

オリジナルと言いつつ、内容はガチガチのテンプレ魔法である。

内容は次の通り。

・炎ダメージ4ポイント*5秒

・冷気ダメージ4ポイント*5秒

・電撃ダメージ4ポイント*5秒

・炎耐性低下100%*5秒

・冷気耐性低下100%*5秒

・電撃耐性低下100%*5秒

・魔法耐性低下100%*5秒

(全て遠距離。達人ならば消費マジカは46)

初めて見た方は、「思いのほかダメージ大して大きくないな?」と思われるだろう。

だがこの魔法、ガチすぎて鉄板の域である。簡単に言うと、「耐性低下系の順番をダメージの後に持ってきて、最後に魔法耐性低下を配置すると、魔法耐性低下効果が累積して、指数関数的にダメージが増えていく」という謎の仕様があるのだ。この仕様がリマスターで修正されてなくて本当に良かった。

具体的には、この魔法は敵にに当てるたびに、秒間ダメージの値が9→36→81→144→225→324…

と増えていく。これ、強調するが秒間ダメージである。

これが5秒間持続するので、六発目を当てた日には、それだけで1620ダメージとかいう、凄まじい代物になる。

このあたりのメカニズムの解説は、これまた鉄板の解説サイトであるXbox360Wikiに詳しいので、是非参照してみて欲しい。

https://w.atwiki.jp/oblivionxbox360/pages/55.html

話を戻して、達人召喚魔法のクリーチャー相手に、いざ試し打ちである。場所はアルケイン大学の空きスペースをお借りした。

オブリビオン リッチ 召喚 魔法

何度か試したところ、難易度ノーマルならばリッチは四発、嵐の精霊は三発、ドレモラ・ロードは四発、闇の生霊は四発、ズィヴライは三発で、それぞれ安定して倒すことができた。

Rasuさん、今後の課題

達人召喚魔法の試し撃ちの過程で、いくつかRasuさんの抱える課題も分ってきた。

魔術師の敵、沈黙に極めて脆弱

闇の生霊の沈黙はなかなかに恐ろしく、あと少しで削り切れるところで攻撃を止められ、そのまま大火力を叩きつけられてこちらがやられてしまう場面が目立った。

これから戦っていくためには、沈黙回復薬を安定供給できることは必須のようだ。

ブレトンの魔法耐性と持久力100をもってしても、属性魔法は痛い

本気を出した状態のリッチと撃ち合いになった場合、一発も外すことなく当て続けなければ、こちらが先に削り倒されてしまう。そのくらい、上振れた時のリッチの火力は異常だ。

属性への耐性を付けていく必要がある。あと、物理攻撃を素通しなのも怖すぎる。

マジカ回復薬は携行必須

正直、「概算で七発は破壊魔法を撃てる計算だし、倒しきれるだろ」と思っていたが、そんなことはない。

筆者のヘボエイムの前では、いかに強力かつ低燃費な魔法と言えど、恐ろしい勢いでマジカを枯渇させる。

エイムを鍛えるには筆者は年を取りすぎた。仕方ないのでマジカ回復薬をとにかく持ち運んで、常に残弾を意識しながら戦うことにした。なんかそのほうが魔法使いっぽいし……

というわけで、とりあえずは安定して行動範囲を広げられるように、”○○の盾”系のエンチャントを衣服に着けていくのを次の目標にしようかと思う。”○○の盾”系のエンチャント衣服があれば、呪文の有効性を落とすことなく物理・属性両方に対応できるからだ。しかも、修理も必要なくてらくちんである。カメレオンは……さすがに冷めてしまうので却下。

今の属性耐性でオブリビオンの門の印石を取りに行くのは相当危険なので、まずは自前のエンチャントで”○○の盾”衣服を作るのを、今後の目標にしたい。

という感じで、次回に続く。