*Expertでの評価です。*
ざっくり概要
ははーん……
さては君。支援ユニット最強じゃな?
ユニット評価
デバフ専門職。
とにもかくにも、オフェンスカースがヤバい。敵一列の物理・魔法攻撃を50%とヤケクソ気味に減らす。これがどのくらいのメリットを生むか、模擬戦にて軽く検証してみた。ついでにベレンガリアの隻眼の戦姫との相乗効果もあるのかを見てみる。今回は検証のため、クイックカースは除外した。
攻撃側
オーシュLv13 クロロティックとシルクフード装備。 魔法攻撃は37。攻撃手段はファイアーボールの威力40*3
防御側
ホドリックLv11 魔法防御1。HP43
条件 | ダメージ()内はホドリック単騎を基準としたダメージ |
ホドリック単騎 | 14*3=42ダメージ (100%) |
ホドリック&セルヴィ | 7*3=21ダメージ (50%) |
ホドリック&ベレンガリア | 12*3 = 36ダメージ (85.7%) |
ホドリック&セルヴィ&ベレンガリア | 4 * 3 = 12ダメージ (28.5%) |
見ての通り、(攻撃力の基本値-防御力基本値) * 威力係数 = ダメージとなっており、デバフは防御力で減算される前の部分を下げていること、デバフの重複は乗算ではなく加算で行われていることが分かる。
という解説は置いておいて、セルヴィ単体でも効果的だが、ベレンガリアと組むことで真価を発揮する。あのホドリックが、本来ならほぼワンパンされるはずだった魔法ダメージを、3発までなら余裕で耐えられるという異次元の耐久力を手にすることになるのだ。
また、防御力で減算される前の攻撃力を減らす計算式上、物理・魔法共にそこそこバランスよく耐久力のあるキャラ……具体的にはアレインやクライブ・アデルなどにこの強化を施すと、ほぼすべての攻撃を1に抑えるガチガチの前衛が出来上がってしまう。
このシャーマン自体がマジモンの禁忌の類である。
また、行動速度の成長率がBと高いのに加え、セルヴィは加入時点で行動速度+10アクセの白鳥の羽根飾りを装備しているのもポイントが高い。これにより、レベル12時点でのセルヴィの補正後の行動速度は、なんと驚異の33。レベル13のアラミスが行動速度29、あのトラヴィスですらレベル11時点で行動速度29である。つまり、ほぼ確実に全ての敵を抜き去ってデバフをかけることができてしまうのだ。
パッシブスキルのクイックカースも攻撃力-20%に会心不可を付与と上々。
もう一つのアクティブスキルのパッシブカースは敵一列のPP-1に行動速度-10と、やや状況を選ぶ。
作戦はオフェンスカース一本でも特に問題は生じていないが……明らかに、どこかでパッシブカースが刺さりそうな気配はプンプンしている。
編成方針
ベレンガリアと組ませ、二重のデバフにより鉄壁の布陣を作ると不沈部隊が出来上がる。
筆者は前衛ルノー(リーダー)、後衛にセルヴィ・ベレンガリア・ニーナ(緋石のペンダント装備)部隊を組んでいるが、鬼神の如き強さを発揮している。
- ルノーとベレンガリアが範囲攻撃持ち。
- ルノーとニーナ、ベレンガリアが複数回攻撃持ち。
- ルノーのワイルドラッシュによる気絶とニーナのガードバインドによるガード不能は状態異常扱いなので、ベレンガリアが火力を出すお膳立てができる。
- ルノーもニーナもメインアタッカーを張れる火力を持っているので、お膳立てのためだけに火力を落とす必要が無い。
- 重装はニーナが単独で倒せるので問題なし。
- 回避特化型の敵がいても、ここまでの圧倒的手数だと、試行回数の暴力で何発かは当てることができる。
- 火力に振り切っているので、ベレンガリアの行動速度デバフが非常にハマり、敵の有効な行動を許さずに殲滅できてしまう。
- 仮に行動されてしまっても、ベレンガリアとセルヴィが二重で攻撃デバフすることでほぼ全てのダメージが1~2。
- ルノーがリーダーを担当することにより足回りもよし。
……と、お互いがお互いにシナジーを提供し、火力・耐久・機動力の全てを非常に高いレベルでまとめ上げた、文字通りの万能部隊が出来上がる。
この部隊は一躍わが軍のエースとなり、クエストでも模擬戦でも、それまでの主力だったアレイン部隊、ヴァージニア部隊を軽々と超えるパフォーマンスを叩き出している。
ドラケンガルド攻略に悩む方は、是非お試しあれ。