(*普通にネタバレします*)
一晩寝て3D酔いからも復活。

我らがRasuさんも絶好調である。光輝いておられる。
前回の冒険では、魔術師として一歩を踏み出すべく魔術師ギルドの門を叩いたのだった。
今回はそのまま魔術師ギルドクエストを進めることも考えたが、ふと「リマスターされたマーティンの顔を見たい」と思い立ったので、急遽クヴァッチにマーティンを迎えに行くことにした。
帝位継承者の捜索
クヴァッチへ向かう

クヴァッチへ向かうと、そこは廃墟と化していた。
町民曰く、異界オブリビオンへ通ずる門が開き、現れたモンスターの軍勢により一夜にして街が滅ぼされたという。
クヴァッチを守れ

クヴァッチ衛兵隊長のサヴリアン・マティウスによれば、マーティンは多くの市民らとともにオブリビオンの門で封鎖された城内にとりのこされているとのこと。門に突入した衛兵隊も戻ってこないという。彼から、クヴァッチを救うため手を貸してほしいと持ち掛けられた。
これは好機である。帝位継承者を保護し、侵略された街を救ったとあらば褒美は思いのままであろう。
このRasu、功成り名を遂げるチャンスをみすみす逃す男ではない。喜んで突貫しよう。
まずはなんとかしてオブリビオンの門を閉じることにする。
オブリビオンの門へ突入

オブリビオンの門である。オリジナル版だと赤色の門というイメージがあったが、リマスター版だとかなり黄色味がかった色合いをしている。なんとなく焚火の火を思い起こさせられて、ちょっと和んでしまったのは内緒だ。
いざオブリビオンへ。

あ、内部の世界は赤いのね。
なんだか地獄めいた世界でとってもグッド。飛び込むからには地獄がいい。
門に囚われていた衛兵もサクッと救い、中心部を目指す。

中心部では、炎の柱が立ち上っていた。地獄の炎もこうして見ると、案外趣がある。実に勇壮である。
メインウェポンの冷撃

オブリビオンの門内では、これまで日の目を見なかった破壊魔法を使う機会がふんだんにあり、Rasuさんもご満悦である。特によく使ったのは画像の冷撃。リーチが極端に短く、掌が届く距離にしか当てられないものの、初期習得の炎の魔法の2.5倍の火力がある。

オブリビオンの門内のメジャーな敵であるスタンテッド・スキャンプならおおむね二発。ちょっと強めのドレモラ・チャールなら四~五発でKOといったところ。
派手に火花が飛び散るでもなく、なんかヒンヤリした靄が出たら敵がすとんと倒れ伏すので、逆に強キャラ感が出てる気がする。がんばれRasuさん。
装備と呪文の有効性
余談だが、オブリビオンでは鎧を装備していると呪文の効果が落ちる。現在の呪文の有効性は87%。敵のデータと見比べると、鎧を脱げばドレモラチャールは四発ちょうどで倒せる計算なので、一発分損をしている。

で、こちらが現在の装備なのだが、防御力は4である。
オブリビオンにおいては「防御力1につき、物理ダメージを1%軽減」という仕様があるので、今の鎧だと4%しか敵の攻撃を防げていないことになる。
正直、鎧を脱いで呪文効果の減衰を無くしたほうが強い気がしないでもない。
なんか椅子があった

いい感じの椅子があったので、戦闘はゾンビさんに任せて束の間の休息。
余裕ぶっこいていたら、どこからともなく表れたスタンテッド・スキャンプに火の玉を投げつけられた。
ガチで油断していたのでスクショを取り損ねた。無念。
印石の間への鍵をゲット

籠の中に幽閉されたおじさんから、印石の間にある印石を奪えば、なんかいい具合に門を閉じられると教えてもらう。なんでそれで門が閉じられるのかよくわからないが、とりあえずよしとする。
このおじさんも助けたいが、檻を開ける術がなく、見捨てるしかなかった。

印石の間への鍵を守るドレモラと戦う。かなりタフで、冷撃のためのマジカが枯渇してしまったのでゾンビさんを応援するしかない。このドレモラが、腕力低下を引き起こすエンチャントのついたメイスを装備しており、身動きが急に取れなくなって結構焦った。

ズカズカ進んでいくと、ドレモラ二体がお出迎え。
二体相手となるとさすがのゾンビさんもあえなくやられてしまった。
マジカも全然足りなくて体力も削られる。普通にピンチである。

スクショをミスっているが、なんとか体力回復の薬とマジカ回復の薬を飲んで、冷撃でゴリ押した。
薬は本当に生命線だと実感する。
ここの戦いだけで手持ちの薬を全て使い切ってしまい、内心ヒヤヒヤしていた。
ホントにマジカ回復薬が無いと、魔術師は敗北と隣り合わせである。
初のエンチャント装備を拾う

肉の塊みたいなものの中から、スタミナ上昇のズボンが出てきた。
ダッシュで移動する時にスタミナがあれば何かと嬉しいので、ありがたく頂戴する。

早速装備してみる。案外革鎧にマッチしている。
グリーヴが装備から外れるが、まあ1ポイントの防御力くらいいいか。

おじさんに言われた通りに印石の間の印石を取ると、光が溢れだした。

目を開けると、そこはクヴァッチ城門前。どうやら門は閉じられたようだ。

乗りがかった船なので、衛兵隊の皆さんと一緒に街へと突入する。

街の中にもデイドラが多数いたが、さすがはオブリの衛兵。Rasuさんがオドオドしているうちに、あっという間に片づけてしまった。冷撃は不発に終わった。しょんぼりである。

ここでオブリビオンの門での戦利品確認。5ポイントの体力吸収・もしくは10ポイントの体力上昇効果を付与できる印石をゲット。
鍛冶スキルが初期値なので武器や鎧に付呪するわけにはいかない。(修理できない)
後で適当な服にでも付与しておこう。鎧のスキルが低いから、防具はどれもこれも防御力1しかないし。
現在の体力が108なので、108 – {108 * (1-0.01)} =1.08 より、防御力1は実質的に1.08ポイントの体力を増やしているのと等価である。それを考えると、体力10ポイント上昇は破格の効果である。防御力が下がってでも採用の価値がある。
リマスターなマーティンを連れ帰る
敵を衛兵さんたちに退けてもらい、なんとか聖堂のマーティンと邂逅を果たす。

……なんか、オリジナルよりだいぶ老けてません?
元も結構疲れた中年感があったが、リマスターでさらにくたびれ感が増した気がする。
ともあれ、探し人は見つかったし、このへんでおさらば……

仕様かと思った矢先、サヴリアン・マティウス隊長から、街を完全に奪還するための協力を要請される。
ちょっと悩むRasuさん。出世の足掛かりとして始めたとはいえ、関わってしまった以上はなんとも無下にはしづらい。
なんとも煮え切らないが、とりあえずマーティンをウェイノン修道院へ連れ帰ることを優先した。

ウェイノン修道院に帰ると、皇帝を暗殺した連中に襲撃されていた。
刺客を捌きつつ、ジョフリーさんとの合流を急ぐ。

この連中、わりと……いや、かなり強かったのだが、それ以上にマーティンが強い強い。
冷気魔法をバスバス撃って、次々と刺客を仕留めてしまった。これが帝位継承者の力か。
というか、魔術専門のはずのRasuさんよりずっと冷気魔法の火力が高く、しかも遠距離まで届く。一般魔術師は帝王の器を持つ者には敵わないということか。

今回の襲撃では、修道院の面々にも被害が出た。
マボレル修道僧とは特に面識はなかったが、助けられなかったというのはなんともやるせないものである。
檻に閉じ込められていたおじさんといい、今日はやたら人を助けられない。
Rasuさんもちょっとしょんぼりである。

さらにまずいことに、襲撃者に王者のアミュレットを奪われてしまった。
このままでは世界中がオブリビオンの脅威にさらされ、第二第三のクヴァッチが生まれることになる。
正直、金と社会的地位の亡者のRasuさんも身の振り方を考えてしまう。
自分の欲だけで生きられるほど、彼は大物ではないのだ。
なんだかいつの間にか大事に巻き込まれていることに焦りながらも、Rasuさんはジョフリーさんとともに、マーティンを避難所たる雲王の神殿へと連れていくことに決めた。
召喚の特訓と新たな仲間、首なしゾンビさん
よくわからない事態に巻き込まれつつも、己の非力を痛感したRasuさん。
とりわけ、先述の要のゾンビさんが強敵相手だと途端にやられてしまうので、より上位の召喚術を求めて特訓を行うことにした。

ひたすら召喚を連打である。反復練習に勝る訓練は無い。
手を掲げて撃つべし撃つべし。

地道な特訓で召喚術の修行者となったRasuさん。上位の召喚術である首なしゾンビ召喚を習得する。
首が無いだけに見えるが、この首なしゾンビはなんと通常種ゾンビさんの二倍の体力と三倍の火力を持つ、超常兵器の類である。これでしばらくは安心して戦えそうである。キモイけど。
印石を使って装備を新調

拾い物を寄せ集めて、とりあえずの服を用意する。
見た目は壊滅的だが、ダメージ計算上は革鎧よりもずっとタフで、長時間走り続けることもできてQOLを上げられる装備である。強さは見た目によらないものである。
次の冒険へ向けて
なんだか大きなうねりに巻き込まれてしまったRasuさん。
正直、出世がどうのと言っていていいのか迷いが生まれているご様子。
とりあえず、今回のオブリビオンの門突入で体力・マジカ回復薬の大切さに気付いたため、次の冒険はこれらの薬の安定供給を目指すこととする。