前回の冒険にて、体力・マジカ回復薬のストックの無さに泣かされた看板おじさんのRasuさん。

常備薬の安定供給のため、錬金術をレベル上げすることにした。

錬金術と召喚のスキルを上げていく

錬金術を上げるには、各地の農場を回って「野菜をひたすら収穫→ひたすらスタミナ回復薬を作成」を繰り返すのが手っ取り早い。作った薬は各街の錬金術師や雑貨屋に売り払えば、非常に効率のいい金策にもなる。

おすすめの農場と、地理的な位置。さらには基本的な錬金術のやり方については下記の攻略日誌#01にて解説しているので、適宜参考にしてほしい。

今回はこれらの農場を回って、ひたすら錬金術スキルを上げていく。

スクショを漁ってみたところ、開始時の錬金術のスキルレベルは42だった。

連打しながら移動するだけでレベル上げ

錬金術をスキル上げするためにひたすらボタン連打で収穫していくのだが、この時についでに召喚スキルも上げた。

収穫中はそれなりに移動が発生してヒマなため、「魔法を使いながら収穫→移動しているうちにマジカ回復→また魔法を使いながら収穫→……」のループを組み込みやすいのだ。

Rasuさんは魔術師として生きるために気力に極振りしていたこともあって、スキル上げを始めたレベル6時点で気力は75あった。

さすがにこれだけ気力があれば、ほんの数秒待つだけでマジカはモリモリ回復していく。

野菜を収穫しながら首なしゾンビ召喚を連打する作業である。

オブリビオン 金策 スキル上げ 錬金術 召喚

この工程は、召喚以外の魔術スキルであっても、「対象:自己」の魔法さえ習得していれば、いくらでも再現可能だ。

読者諸氏は自分の上げたい魔法領域に合わせて、ひたすら魔法を連打しつつ収穫連打してほしい。

収穫の片手間に魔法を使っているだけで、あっという間に召喚が熟練者(スキルレベル75)まで上がった。

Rasuさんは召喚をメジャースキルにしていることもあり、レベルもドカドカ上がっていく。

野菜を取り尽くしたら、農場以外のところに行って72時間待機

野菜を取り尽くしたら、農場以外の適当な街(筆者はなんとなくでブラヴィルに行っていた)で72時間待機しよう。

待機をするには、ゲームパッドならセレクトボタンを押して待機時間選択画面を呼び出せばいい。環境によってボタン配置は違うかもしれないので、各自ご確認をお願いしたい。

スタミナ回復ポーションの売却で金策もお忘れなく

農場を回り薬を作って売れば、多額のお金が手に入る。

薬の単価は20ゴールドくらいでしかないが、さすがにそれが二百個以上手に入るとなれば話は別。売却により一気に懐が潤う。

なお売るときのTipsとして、LBボタンで(Lトリガーと言えばいいのか?)で薬の売却個数のカーソルを一個に合わせられる。デフォルトではカーソル位置が右端になっており、そのままでは売却額が高すぎて商人が買い取ってくれない。

だいたい600ゴールド以下なら買い取ってもらえるので、単価をもとに一度の売却個数を調整しよう。

錬金術レベル上げの注意点その1_カボチャとスイカに手を出すな

錬金術のスキルレベルを上げる上で、重要なポイントがある。

カボチャとスイカは収穫しないこと」だ。

カボチャとスイカは、どちらも重量が5もある。腕力を一切上げていないキャラの場合、所持可能な重量は最低で150。

カボチャとスイカを計10個持つだけで、実に所持重量の三分の一を圧迫してしまうことになる。

さらに、カボチャとスイカを素材に使ったスタミナ回復薬は非常に重い。素材の組み合わせにもよるが一個の薬が重量2になることもある。後述の通り、このスキル上げでは百個単位で薬を作ることになるため、重量には気を付けてもらいたい。

上記の画像では、所持重量が168に達している。適当に収穫しているだけで、割と簡単に重量制限に引っかかってしまう。魔術師や盗賊であっても、5ポイントくらいは腕力に振っておくと快適に素材集めができてはかどる。

錬金術レベル上げその2_魔術師なら亜麻は拾っておこう

こちらは魔術師向けのTips。

農場の周囲には、下記の画像のような亜麻が大量に生えている。

オブリビオン 錬金術 亜麻

この亜麻だが、第一の効果にマジカ回復があり、そのうえ重量がたったの0.1と、マジカ回復薬の素材としては完璧な性能をしている。そのくせ、農場の周りにやたら群生しているので大量採取が可能となっている。

マジカ回復薬に悩む魔術師、特にマジカが自然回復しない精霊座の魔術師にとっては希望の花となりうる

花の色はピンクのものと青色のものがある。色によって薬の効力や重量などに差は無いので、地道に集めよう。

二時間半で錬金術と召喚がマックスになった

情緒もへったくれもないが、一瞬で終わったので結果を貼る。こちらだ。

オブリビオン 錬金術 達人

錬金術スキルレベル100到達。

オブリビオン 召喚 達人

召喚もスキルレベル100に到達。

キャラのレベルは6だったのが一気に18まで上がった。

薬を売りまくったおかげで、商才も59まで上昇している。

プレイ時間を見てみると、ここまでおよそ二時間半。

Rasuさんは魔術が専門で召喚をメジャースキルにしている(錬金術はマイナースキル)ため、キャラビルドによって時間は前後するだろうが、ひとつの目安としてもらいたい。

錬金術スキル上げで得られた収入

収入をいくらかの魔法購入に充てたが、それでも約2.78万ゴールドを手に入れることができた

錬金術をスキルレベル100まで育てて作れる薬

以下は、全て「素人の○○」シリーズの錬金器具での数値である。

マジカ回復薬

まずは今回の最大の目玉であるマジカ回復薬。

オブリビオン 錬金術 マジカ回復

先述した通り、亜麻の種一個から作れる重量0.1のマジカ回復薬。毎秒9ポイント回復を35秒=トータルで315ものマジカを回復できてしまうお化けポーションである。錬金術Perkにより一度の薬品作成で完成品が二個手に入るので、使いきれないくらいの量を確保できる

体力回復薬

オブリビオン 錬金術 体力回復

体力回復は毎秒5ポイント回復を19秒=95ポイントの回復。こちらはさすがに一服で完全回復とはいかない。

とはいえ、回復の熟練者(スキルレベル75)魔法である体力回復(大)が毎秒25ポイント回復を4秒=トータルで100回復、かつ回復はスキルレベルを非常に上げづらいことを考えると、手軽さでは錬金術が勝っている。薬をがぶ飲みして効果を重複させることで、更なる回復力のブーストも可能だ。

オブリビオン 錬金術 デイドラの心臓

ちなみに、薬の重量は「その効果の薬を始めて作った時の素材の平均重量」で決まる。

そのため、重量0.1~0.2の軽い素材で薬をいったん作ってしまえば、オブリビオンの門内のドレモラからバカスカ入手できるデイドラの心臓であっても重量0.2で作成できる。第一効果が体力回復なため、素材の組み合わせに悩まずにポンと体力回復薬が現地調達できるのは嬉しい。

体力減退毒

オブリビオン 錬金術 体力減退

武器に塗って使う体力減退の毒のダメージ量は毎秒4ダメージを16秒=トータルで64ダメージ。

このレベル帯だと敵の最大体力が350くらいになってくるので、正直これだけだと力不足かもしれない。

召喚マスターで最強召喚の一角である嵐の精霊が呼べるように

召喚が達人となったことで、達人のみに許される最強の召喚魔法である、嵐の精霊召喚が使えるようになった。

オブリビオン 召喚 嵐の精霊

首なしゾンビのさらに二倍の体力に、毒・麻痺への完全耐性。ダメージ反射15%に加えて、首なしゾンビと同等の火力で遠距離攻撃が可能。特に弱点らしい弱点もなく、持続時間も40秒と達人の召喚魔法では最長。

20年前のオリジナル版では大変世話になった相棒である。

消費マジカは100ちょっと。

次なる冒険は、魔術師ギルドでアルケイン大学への推薦状をもらうこと

懸念事項であったマジカ回復薬、体力回復薬の安定供給も可能となり、最強の召喚クリーチャーをも手に入れた。

いよいよ魔術師としての本懐を遂げるべく、Rasuさんは魔術師ギルド員として活動していくことになる。

次回に続く!

余談 スキル上げ高速化Modについて

スキル上げをもっと高速化したいんじゃ!

という方へ、以下のMod紹介ページで”Faster (And Slower) Skill Levelling – Custom Experience Multiplier”というスキル上げ速度を調整するModを紹介している。ご参考までに。