バグの影に怯えながらも、辛くも推薦状を掴み取った我らがRasuさん。
残る推薦状は三つだ!バグに屈さず走れ!
レヤウィンの推薦状

こちらのギルドは、なんだかギルド長のダゲイルさんがご乱心の様子。

もともとがスピリチュアルな方だったのが、親御さんから貰ったアミュレットの預言者の石を無くしたことで、いよいよコントロールが効かなくなっているらしい。

ギルドメンバーのカルタールさんは、そんなダゲイルさんが気に食わないご様子。

こちらは、ダゲイルさんに代わって実質的な実務の統括をしているアガタさん。
彼女らギルドメンバーの面々に聞き込みをしたところ、預言者の石がブルーブラッド砦というところにあるという目星がついたので、取りに行くことに。

中には大量の山賊たちがたむろしていた。
ここに来て、急にマーティンさんとジョフリーさんが押し負ける場面が急増。
鎧で武装していない分、ほぼほぼハイエンド装備な山賊相手には分が悪いらしい。

こちらが、そこらへんにいた山賊の雑兵の装備。
いやいや、タムリエルの黒檀ってデイドラ装備に次ぐ最強級の装備ですやん。雑兵がホイホイ身に着けていい装備ちゃいますやん。

こちらは、マーティンとジョフリーさんがどちらも気絶し、嵐の精霊さんも時間切れで撤退。マジカも枯渇してしまって軽くピンチになっている図。よりにもよって、焦って大量に作り置きしたマジカ回復薬のことが頭からすっぽ抜けていた。やぶれかぶれで体力減退毒を錆びた鉄のダガーに塗って攻撃し、なんとか切り抜けた。

マンデュインのアミュレットをゲット。これが預言者の石かな?

ちょうどそのタイミングで、カルタールさん登場。
ダゲイルさんが邪魔で仕方なくて、引退して欲しくてアミュレットをここに隠したらしい。
なんだ?魔術師は内ゲバしていないといけないルールでもあるのか?
目を覚ましたマーティンとジョフリーさん、マジカ回復により再召喚できた嵐の精霊さんの力により成敗する。
やはり私の火球は一切役に立っていない。火力が……ほんとにないのだよ。

アミュレットを渡したところ、ダゲイルさんは正気を取り戻し、無事推薦状を書いて頂けることになった。
残る推薦状は二つ。あとほんの少し。ほんのすこしで栄光への爆進ロードが拓ける。
シェイディンハルの推薦状

シェイディンハルの魔術師ギルドは、変性魔法専門のギルドだ。

なんだかギルドメンバー全体に重い雰囲気が垂れ込めている。
それはそれとして、このディーサンさん、やたら可愛くないか?色合いのコントラストと、人生に疲れた感じがとても良いと思います。

ここのギルド長もやっぱり高圧的。服がやたら派手なファルカーさんである。
なんでも元新入りのヴィドカンが、加重の指輪とかいうマジックアイテムを井戸に捨ててそのまま失踪してしまったので、その後始末をして欲しいという。なんだか魔術師ギルドへの推薦状のために、ひたすら内ゲバの制裁と誰かの後始末をしている気がする。

井戸の鍵を持っているディーサンさんによれば、ファルカーさんは私を殺そうとしている疑惑があるらしい。魔術師って怖い人しかいないのか?不安になってきたぞ……
本当にこの先に、栄光はあるのか?
とりあえず、井戸の鍵ともしものための水中呼吸・軽量化魔法を教えてもらう。よくわからんが、とにかく仕事はまっとうしよう。

井戸の中を進むと、例のヴィドカンさんとやらが水死体となって沈んでいた。

目的の加重の指輪だが、主さが150もあった。私が腕力に振った育成をしていなければ、持ち運べずに彼の二の舞になるところだった……ディーサンさんに教えてもらった魔法は、軽量化の値が5ポイントでまるで使い物にならないし。
ちなみに、井戸の中で何度もマーティンとジョフリーさんが気を失っては蘇生を繰り返していた。あの人たちはホンモノの化け物である。こわい。

指輪を持ち帰ったことをディーサンさんに報告すると、なにやら私が素潜りをしていた間にひと悶着あったらしい。
ディーサンさんがファルカーさんに不満を伝えた結果、ファルカーさんは怒ってギルドを出て行ってしまったという。
高圧的でヒステリックな上司とか、救いようがないですね……
なんとなしに縦社会の闇を垣間見つつ、ディーサンさんに頼まれてファルカーさんの書斎を漁ることになった。
ファルカーさんは何かときな臭い動きをしていたらしく、何を隠していたのか突き止めて欲しいという。
乗りがかった船なので、とりあえず了承しておく。

ファルカーさんの書斎で怪しげな引き出しを発見したので、解錠を試みる。
ロックピックがバキバキぶち折れて、何度もロードしてやりなおすことになった。泣いちゃうぞ。

ファルカーさんの引き出しにあったのは、黒魂石。なんでも、人間の魂を封じ込めることでマジックアイテムのエネルギー源にするとかいう、ヤバい代物らしい。ディーサンはこのことを中央に報告すると言っていた。
とりあえず、今回の働きが認められて推薦状は書いてもらえるらしい。
いやぁ、よかった。よかった。

ギルドの外に出たとたんに、衛兵さんの職質を受けることになった。
いや、違うんです。私はただ上司に言われて職務を全うしただけであって、そこには私の故意はなにひとつとして

申し開きが通じることもなく、保釈金を支払ってボディチェックを受けた。
ちがうんですー。上司がやれっていったんですー。
上司の過失は部下が責任を負う。これが社会。これが大人の世界である。汚いね……
まぁ、推薦状は書いてもらったからいいか。大魔術師になれば、駆け出しのころのアレコレは「ヤンチャしてた」と言えば、メディアがいい話っぽくしてくれる。うまく世渡りしていこう。
残る推薦状は、あとひとつ。
ブルーマの推薦状

屋根の上からお送りしております。こちらRasu。これより、ブルーマの魔術師ギルドへ向かう。
ここの魔術師ギルドは、特定の領域に特化していないギルドらしい。逆に珍しいタイプのギルドだ。

ここのギルド長のジョアン・フラソリックは、なんというか……現金で上昇志向が強いというか、お上におもねるタイプの人間のようだ。
うーん。私はあくまで権力を振りかざしたいだけであって、権力にしっぽを振りたくはないんだが……なんとも相容れないものである。
彼女から、ここ数日姿を見せないというジュスカールの捜索を依頼される。ギルドメンバーが不在の様子を偉い人に見られてしまうと、自分の評判に傷がつくから嫌なんだとさ。そいつよりもさらに偉くなればいいだけなのに。遠回りの好きな人である。

事情を知っているというヴォラナオ(やたらめったら口を開けて喋る癖がある)に話すと、今回の件は彼とジュスカールによるいたずらだと臆面もなく言う。
いいじゃないの。そういうの好きだぞ。馬鹿な上司をからかうのって楽しいよな。分かる。
まあ、それはそれとして、とりあえずはヴォラナロの頼みを聞くことにする。

ジョアン・フラソリックの机の鍵をこじ開けて、中にある本を取ってきてほしいと頼まれる。
大丈夫だよな?また衛兵さん呼ばれないよな?ちょっと不安だぞ?
そう思いながら彼に本を渡すと、今度は夜の10時に居住区画に来て欲しいとのこと。

スクショが下手で申し訳ない。ジュスカール君だ。
今回の失踪は、彼とヴォラナロによるいたずらだと言ってきた。いや、それはもう聞いているんだが、このやり取りに意味はあるのか?
なんだか混乱してきたが、とりあえず見つかって良かったということにする。

ジョアン・フラソリックさんからも推薦状を書いてもらい、これにて全ての推薦状が揃った。
長かった!マジで!!

お祝いに、ヴォラナロ君からドレモラロード召喚の魔法を購入した。嵐の精霊とどっちが強いかは……よくわからん。
どっちもどっちな気がする。
アルケイン大学へ入学!

ついにこの時が来た。
やたら高圧的な上司の理不尽に耐え、大魔術師としての栄光への一歩をついに踏み出したのである。

お偉いさんのラミナス・ボラスさんからもお祝いの言葉を頂く。
これからは使いっ走りの任務ではなく、真に意義ある任務が待っているという。
なんだ、その意識高い系外資企業みたいな言い回し。
ちょっと癪に触りながらも、まずは最初の一歩として魔術師としての象徴となる自分自身の杖を作ることになった。
いいじゃないの。魔術師なら杖が無いとな。

せっかくなのでアルケイン大学の庭を散策してみたが、なんだか全員が全員高圧的で閉鎖的である。
ちょっと心理的安全性が担保されてない学習空間ですね。行動経済学による科学的な組織改善の必要がありますね。
そんなことを考えながらも、

大学の生徒のみに許される、付呪の祭壇と……

構呪(魔法作成)の祭壇に、ついにアクセスできるようになった。
筆者が20年前にオリジナル版をプレイした時は、メインもサブもクエストそっちのけで、ひたすら魔法作成をして遊んでいた記憶がある。
つまり、魔術師ギルドのクエストは、Rasuさんにとっても筆者にとってもここから先は完全に未知の領域ということだ。
果たして権威への道に迷いが生じてきたRasuさんの道は、どこへ向かうのか。
次回に続く。