*ネタバレしかないです*
錬金術と召喚を極め、魔術師としての懸念点だったマジカ回復薬の安定供給も解消した看板おじさんのRasuさん。
いよいよ富と名誉と立身出世のため、アルケイン大学入学を目指す。
アルケイン大学入学のためには、各街の魔術師ギルドに貢献し、推薦状を書いてもらう必要があるらしい。
コロールの推薦状
コロールの推薦状クエストは、第一回で軽く手を付けて放置していた。
進捗としては、ギルド長のティーキーウスさんに「怪しい動きをしているイラーナの企みを暴いて、ギルドから追い出す口実を見つけろ」と、パワハラまがいの依頼を押し付けられたところ。
魔術師ギルドのコンプラ意識どうなっとんねんと思わんでもないが、これも仕事である。
イラーナよ。悪く思うな。

なんだか、問い詰めたら逆にイラーナから依頼を押し付けられた。
山奥にある”霊峰の指”という魔法書を取ってきてほしいとのこと。なんで必要なのか聞いたが、教えてくれなかった。
けちなやつである。
人遣いの荒さにムッと来たので、ティーキーウスさんにチクってやることにした。

イラーナのいる宿屋で、レイナルド・ジェメインとかいう酔っ払いに絡まれる。見知らぬ人と間違えられることが多く、迷惑しているとのこと。
どうこうできる状況ならどうこうするやもしれんが、さすがにこうも方々で依頼を受けるとキャパオーバーである。
話だけ聞いておいて無視することにした。

ティーキーウスさんにイラーナのことをチクる。どうも”霊峰の指”は危険な魔法書で、ギルドの管理下に置く必要があるとのこと。
“霊峰の指”を手に入れてもイラーナには決して渡さず、速やかにティーキーウスさんに渡すように厳命される。
どいつもこいつも、私を小間使いか何かだと勘違いしているのではないか。私は未来の大魔術師であるぞ。
……だがまあ、身を立てるには小さなことからとも言う。今は大人しくこのトカゲの言うことに従っておこう。
いつか偉くなったら、顎でこき使ってやるから覚えていろよ……
霊峰の指を求めて山間を駆ける

もはやお馴染みとなった全力ダッシュの時間である。見よ!この荒々しくも緻密に計算し尽くされたフォーム!

道中熊やらライオンやらに襲われたが、嵐の精霊さんとマーティン&ジョフリーペアがなんとかしてくれた。
よいぞよいぞ。未来の大魔術師に一足早く仕えらること、光栄に思うがよい。末代まで語り継いでもよいぞ。

山道を登りきったところに焼け焦げた死体があり、その死体が”霊峰の指”を抱えていた。
なんだか見てはならないものを見てしまった気がする。とりあえず死体のことは黙っておいて、本だけ持って帰ろう。

寄り道せずにまっすぐトカゲのところに持ち帰る。これにてクエストクリアである。推薦状も書いてもらえるらしい。
残る推薦状は六つ。まだまだ始まったばかりである。

一応イラーナにも報告。報連相は社会人の基礎であるゆえに。ジッサイ大事な。
なんだかイラーナからはやたら「役立たず!お馬鹿さん!」と罵倒された。
生憎、私は美少女からの罵倒しか受け付けられない体質なんだ。顔を洗って出直すんだな。
アンヴィルの推薦状

アンヴィルではギルド長のキャラヒルから、黄金街道にて旅人を狙うはぐれ魔術師をとっちめて欲しいと頼まれる。
相手は冷気魔法の使い手らしい。
荒事はパーティーの皆がやってくれるゆえ、私はらくちんである。どんと来い。

黄金街道への出立に先立ち、アンヴィルの錬金術師店にていい感じの錬金道具を買っておく。なんだか回復過剰になりそうな気がしないでもない。まぁ、損はしないからいいか。

アンヴィルの魔闘士と落ち合う手はずになっている宿屋、ブリナ・クロスへ到着。なんだか気分はスパイである。
どことなくロマンを感じ、ちょっとだけテンションが上がる。

あれ?割とかわいいぞ?この魔闘士?
アリーレ・ジュラ―ドさんと言うのか。私が出世した暁には、貴方はいい感じのポストにいい感じで付けてやろう。
立身出世の夢は膨らむばかりである。

アリーレ・ジェラードさんの指示通り、旅商人であるとハッタリをかまし、宿屋の主人の追及を逃れる。
いよいよもってスパイ感マシマシである。よいぞよいぞ。

カミナルダとかいう、そこらへんにいたおばさんに「最近はぐれ魔術師が出て物騒だから気を付けてほしい」と注意される。まさか私が極秘ミッションを受けてここにいるとは思うまい。正体バレする前の変身ヒーロー気分も味わえて、お得な任務である。

宿屋の奥の部屋でアリーレ・ジュラ―ドさんとはぐれ魔術師討伐の作戦会議。
私が囮になって星を引き付け、彼女らが踏み込んでケリをつけるという段取りである。あいや分かった。任されい。
とりあえず睡眠をとって備えておく。

翌朝、宿屋の前にはガチガチに武装したアリーレ・ジュラ―ドさんともう一人の魔闘士がいた。
軽く挨拶したら、ターゲットに気取られてしまうから話しかけるなと注意された。すまぬ。魔が差した。

気を取り直して黄金街道を行くと、昨晩会話したカミナルダさんがダッシュでやって来る。
身ぐるみを剥がすとか言って、冷気魔法を使って襲い掛かってきた。
はぐれ魔術師だ!始末するぞ、者ども!!

さあ、私が囮になっているうちに!アリーレ・ジェラードさん、奴にトドメを!!

アリーレさん!こっちだ!はやく!

……アリーレさん?どうしたんすか?

パーティーのみんなと衛兵さんたちがはぐれ魔術師をボコした後になって、アリーレさんがやって来る。
なんか、「激闘でしたね!」みたいなことをおっしゃる。
すみません、もう終わってるんすよ……なんでやり切った感出してんすか……あなた何もしてませんて……

とりあえず、気を取り直してアンヴィルのギルド長のキャラヒルさんに報告。この功績で推薦状を書いて頂けるらしい。
なんだか釈然としないが、実績は実績である。残る推薦状は五つ。先は長い。
スキングラードの推薦状

お次はスキングラード。破壊魔法に長けたギルドだ。

なんだかやたら高圧的なギルド長のエイドリアン・ビーンさんから、行方知れずになっているアーソルという名の魔術師の捜索を依頼される。やたら「私は忙しくて時間が無いんです」アピールをしてくる。すまぬ。そういうキャリアウーマン的なノリはちょっと……

文句を垂れても仕方が無いので聞き込みをしていると、ドゥージャさんという親切なお方が、アーソルさんのいるという”荒涼たる洞穴”の場所を教えてくれた。親切な人もいるものだ。世の中捨てたもんじゃない。

とりあえずエイドリアン・ビーンさんに報告すると、どうやらアーソルは彼自身の意志で行ったのではなく、エイドリアン・ビーンさんに命じられて洞穴に行っていただけらしい。ほんとにこのマネジメントは、労務管理がなっとらん。改善の必要がある。

役に立つから、という理由でエイドリアン・ビーンさんから”火球”という破壊魔法を教わる。初期習得の破壊魔法の2.5倍の威力を持ちながら消費がほぼ同じとかいう、便利な魔法である。たぶん、これよりもパーティーの皆の攻撃のほうがずっと強いとは思うが……まあもらっておく。

というわけで荒涼たる洞穴に入ったわけだが、内部はゾンビの巣窟となっていた。
一応私も火球で応戦するが、パーティーの他三名が圧倒的に強く、私が付け入る隙がほとんどない。
私、もしかしてけっこう無力なのでは?
輝かしい未来に暗雲が垂れ込める。

出世の心配で頭がいっぱいになっていたところで、探し人のアーソルさんを発見。
すまんすまん。忘れてないって。ホントよ?
とりあえず、無事も確認できたのでスキングラードへと連れて帰る。

走りながら適当に回復呪文を連打していたら、いつの間にか回復術の修行者になっていた。
まぁ、ほとんどみんなが戦うのを眺めてるだけだから、ぶっちゃけ回復しなきゃいけない状況が無いんすけどね。

スキングラードに着くと、グラアシアとかいう笑顔が邪悪なウッドエルフに声を掛けられる。
やたら電波な陰謀論を口走っているので、あんまりお近づきになりたくない。衛兵さんからも「奴には近づくな」とか言われたし……

とりあえず、アーソルさんを送り届けた。これにてスキングラードの推薦状クエストクリアである。
残る推薦状は四つ。ほぼ折り返しである。
これは楽勝か?と思っていたが、ここからが地獄の始まりだった……
ブラヴィルの推薦状

やってきたるはブラヴィルの魔術師ギルド。幻惑魔法を司るギルドである。

彼女がブラヴィルのギルド長のクッド・エイ。どうにもギルドメンバーのヴァロン・ヴァモリが、痴情のもつれでアルダリンというメンバーから魔法の杖を奪ってしまったらしい。ヴァロン・ヴァモリに話をしろとのことなので話に行ったが……ヴァロン・ヴァモリからは一向に反応が無い。
なんでだ?と思ってクッド・エイさんとさらに話してみると、
悪夢の闇を超えて

なんか唐突に別のクエストが始まった。
推薦状のクエストでは無いっぽいんだが、クッド・エイさんといくら話しても推薦状の話はせず、「ヘナンティアというギルドメンバーがいなくなってしまったので、連れ戻してほしい」という事しか言ってくれない。
なんだかバグの臭いがする。
どうにもよくわからんが、とにかくクッド・エイさんがヘナンティアさんのことしか話してくれないので、とりあえず「悪夢の闇を超えて」を進めることにした。これ、進行不能で詰まないよな?大丈夫よな?プレイ日記ここで終了になったりしないよな?

ビビりながらもクッド・エイさんの後をついていくと、おねんね中のヘナンティアさんに引き合わされる。
どうも、ヘナンティアさんは「自分の夢の世界に行けば、危険な実験もやり放題じゃね?」という、ちょっと危うい考えに取りつかれ、ホントに夢の世界に引き込まれてしまったらしい。
そりゃ、幻惑魔法のギルドだもんなぁ。明晰夢とかフロイトとか好きなんだろうか。

そう思いつつ、クッド・エイさんに言われるがままに夢世界のアミュレットを身に着ける。これを身に着けて眠れば、私もヘナンティアさんの夢世界に行けるらしい。
人の夢にお邪魔するとは、なかなかエキセントリックな体験になりそうだ。
ちなみに、クッド・エイさんいわく、夢世界への行き方は分かるが、どうやってヘナンティアさんを連れ戻せばいい鎌では分からないらしい。いや、着地点を示すのがマネージャーの仕事じゃないんですか。あなたにヴィジョンはあるんですか。

なんだかぶーたれたくなりながらも、とりあえず夢世界へ。パンツ一丁なのは私の趣味ではなく、どうもこの世界にはアイテムは持ち込めず、魔法も使えないらしい。いや、それ先に言ってくださいよ……
あと、見切れているがマーティンとジョフリーさんはなぜか普通に服を着てるし、なんならばっちり刀だって背負ってる。
いや、アイテム持ち込めないんじゃないのかよ。
理不尽である。極めて。

ヘナンティアさんにはさっくり会えた。が、どうやらこの世界で”何か”を無くしてしまい、錯乱気味である。
「こんなところにいられるか!私は帰らせてもらう!」みたいなことばかり口走っている。愉快なお方である。
何をすればいいやら見当もつかないが、とりあえず散策してみる。

穏やかじゃないですね……
勇気の試練

勇気の試練への転移門とかいう、あからさまに怪しい扉を見つけた。イザユケ!

扉を開けると内部は洞窟のようになっており、「呼吸」という名のアイテム箱が設置されていた。水中呼吸の薬が入っている。

そのすぐそばに水場があったので、潜って奥へと進む。どうやら、この水中呼吸の薬を使って、息が続く間に先へと進めという事らしい。

持久力がカンスト間近なRasuさんにとって、泳ぎは朝飯前である。
試練を超えた先にある「勇気の証」とやらを手に入れた。

ふむ、どうやら私はこの世界で、ヘナンティアさんが無くした心の証を集めればいいらしい。
種が分かれば後は簡単である。進め進め。
決意の試練

お次は先ほどもチラ見した血まみれの門。決意の試練への転移門だ。

中は闘技場のようになっていた。あからさまに、なんかすごいのと戦わされるアレである。

案の定、ミノタウロスさんが二匹いらした。いや、魔法もなしに素手で戦えと仰るのか?
案外、素手で戦う事前提で強さが調整されてるとか、そういうことなんじゃねえかな?

そんなことはなかった。ひどい。
その後、

再トライしていると、「治療はご自分で」とかいうふざけた名前をしたオブジェクトから回復薬を見つけた。
なるほど、これを使ってミノタウロスと戦えばいいのか。六つもあればだいぶ戦えるだろ。

そんなことはなかった。ひどい。
画像が使いまわしなのは、頭を抱えていてスクショを取り損ねたからである。
ついでに、なんか読み込みがバグってPCを再起動する事態になった。
とりあえず、この試練はおいておいて、いったんできそうなところから進めることにする。
根気の試練

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暗号っぽいが、ガチで分からん。この手の暗号は
1.海外のゲーマーだとルーン文字の知識があって何を言ってるか分かる。
2.単純にトラップ地帯に文字を配置している。
の二択がよくある。
よくあるんだが……

四方八方からのダーツトラップをモロに食らいながらも、強行突破した。ワシは考えるのは苦手なんじゃ。
魔術師のくせして持久力特化で鍛えてきたからか、正面から行っても割と余裕で耐えられた。
やはり、最後に物を言うのはフィジカルである。

特に苦労することもなく、今期の証をゲット。サクサク行こう。
看破の試練
お次の試練は看破の試練。
なんだかギロチンめいたものやら細井道やらを超えていくアトラクションである。

特に苦労することもなく、看破の証に辿り着く。これで三つ目の証だ。


唐突なクラッシュ。
クッド・エイさんの会話フラグといい、クラッシュといい、嫌な予感しかしない。
スクショだとうまく取れなかったが、マーティンとジョフリーさんが点滅を繰り返しながら超高速で部屋中を移動するとかいう怪奇現象にも見舞われ、いよいよバグによるプレイ日記打ち切りが頭をよぎる。
というか、試練よりもずっとそっちのほうが気になって仕方なかった。ここで終わりたくねぇよ……
決意の試練ふたたび

不安は残るが、ワシには進む道しか残されておらん。
ということで、後回しにしていた決意の試練へと挑む。

決意の試練に入ったところから振り向くと、「準備」という名前のアイテムボックスがある。今の今までガチで見落としていた。阿呆である。

中には、なんかいい感じの装備が入っていた。カッコええじゃろ?
やたら強いエンチャントもついてるし、これは楽勝じゃな。俺、黙ってたけど。このミノタウロスとの戦いが終わったら故郷に残してきた幼馴染と結婚するんだ……

はい。
やっぱり、もやしに武器なんて使いこなせませんわ。
頭を抱えながら「準備」ボックスをよく見てみると、なんか「稲妻の杖」とかいう、やたら威力の高い稲妻を飛ばせる杖が入っていた。
これに気付かぬとは、やはり阿呆である。

ひたすら遠距離を維持して稲妻の杖を引きうちしていたら、あっさりと勝ててしまった。
身の丈に合った戦術は大事である。そんなこんなで決意の証もゲット。

証が全部そろい、うまいことヘナンティアさんともども夢の世界から脱出することができた。

静止画ではいまいち伝わらないが、現実世界に戻ってきてもマーティンとジョフリーさんは超高速移動を続けている。
いよいよ怖くなってきたぞ、おい。
とりあえず、不安を抱えながらもクッド・エイさんのところへと報告に行く。
ブラヴィルの推薦状ふたたび

不安を噛み潰しながらもクッド・エイさんに報告に行くと、何食わぬ顔でブラヴィルの推薦状クエストが発生した。
いや、こわいんよ。この流れ。

不安におびえながらも、ヴァロン・ヴァモリ相手に「一度しか使えない」とかいう魅了魔法の巻物を使って、話を聞きだすことに成功した。どうやら彼はアルダリンに構ってほしいばかりに杖を盗んで、なんだか勢い任せで帝都で売っ払ってしまったらしい。かまってちゃんが許されるのは美少女だけだ。ヴァロン・ヴァモリ、お前はダメだ。

というわけで、遠路はるばる帝都までやってきた。石造りの勇壮な建物がいきなりテクスチャ壊れたりしないかビビりながら杖の売り先を探す。

杖の売り先の店主に「一度しか使えないはずの魅了の巻物」を再度使って、お金も多少握らせて杖を取り返す。
一度しか使えないとは何だったのか。

クッド・エイさんに報告して、ブラヴィルの推薦状、ようやくクリアである。
正直、クエストより何よりバグの影に怯えることになった。幻惑魔法ギルドらしいといえばらしいが。
この先がかなり不安である。
残る推薦状は後三つ。もうちょいである。
レヤウィンの推薦状

こちらのギルドは、なんだかギルド長のダゲイルさんがご乱心の様子。

もともとがスピリチュアルな方だったのが、親御さんから貰ったアミュレットの預言者の石を無くしたことで、いよいよコントロールが効かなくなっているらしい。

ギルドメンバーのカルタールさんは、そんなダゲイルさんが気に食わないご様子。

こちらは、ダゲイルさんに代わって実質的な実務の統括をしているアガタさん。
彼女らギルドメンバーの面々に聞き込みをしたところ、預言者の石がブルーブラッド砦というところにあるという目星がついたので、取りに行くことに。

中には大量の山賊たちがたむろしていた。
ここに来て、急にマーティンさんとジョフリーさんが押し負ける場面が急増。
鎧で武装していない分、ほぼほぼハイエンド装備な山賊相手には分が悪いらしい。

こちらが、そこらへんにいた山賊の雑兵の装備。
いやいや、タムリエルの黒檀ってデイドラ装備に次ぐ最強級の装備ですやん。雑兵がホイホイ身に着けていい装備ちゃいますやん。

こちらは、マーティンとジョフリーさんがどちらも気絶し、嵐の精霊さんも時間切れで撤退。マジカも枯渇してしまって軽くピンチになっている図。よりにもよって、焦って大量に作り置きしたマジカ回復薬のことが頭からすっぽ抜けていた。やぶれかぶれで体力減退毒を錆びた鉄のダガーに塗って攻撃し、なんとか切り抜けた。

マンデュインのアミュレットをゲット。これが預言者の石かな?

ちょうどそのタイミングで、カルタールさん登場。
ダゲイルさんが邪魔で仕方なくて、引退して欲しくてアミュレットをここに隠したらしい。
なんだ?魔術師は内ゲバしていないといけないルールでもあるのか?
目を覚ましたマーティンとジョフリーさん、マジカ回復により再召喚できた嵐の精霊さんの力により成敗する。
やはり私の火球は一切役に立っていない。火力が……ほんとにないのだよ。

アミュレットを渡したところ、ダゲイルさんは正気を取り戻し、無事推薦状を書いて頂けることになった。
残る推薦状は二つ。あとほんの少し。ほんのすこしで栄光への爆進ロードが拓ける。
シェイディンハルの推薦状

シェイディンハルの魔術師ギルドは、変性魔法専門のギルドだ。

なんだかギルドメンバー全体に重い雰囲気が垂れ込めている。
それはそれとして、このディーサンさん、やたら可愛くないか?色合いのコントラストと、人生に疲れた感じがとても良いと思います。

ここのギルド長もやっぱり高圧的。服がやたら派手なファルカーさんである。
なんでも元新入りのヴィドカンが、加重の指輪とかいうマジックアイテムを井戸に捨ててそのまま失踪してしまったので、その後始末をして欲しいという。なんだか魔術師ギルドへの推薦状のために、ひたすら内ゲバの制裁と誰かの後始末をしている気がする。

井戸の鍵を持っているディーサンさんによれば、ファルカーさんは私を殺そうとしている疑惑があるらしい。魔術師って怖い人しかいないのか?不安になってきたぞ……
本当にこの先に、栄光はあるのか?
とりあえず、井戸の鍵ともしものための水中呼吸・軽量化魔法を教えてもらう。よくわからんが、とにかく仕事はまっとうしよう。

井戸の中を進むと、例のヴィドカンさんとやらが水死体となって沈んでいた。

目的の加重の指輪だが、主さが150もあった。私が腕力に振った育成をしていなければ、持ち運べずに彼の二の舞になるところだった……ディーサンさんに教えてもらった魔法は、軽量化の値が5ポイントでまるで使い物にならないし。
ちなみに、井戸の中で何度もマーティンとジョフリーさんが気を失っては蘇生を繰り返していた。あの人たちはホンモノの化け物である。こわい。

指輪を持ち帰ったことをディーサンさんに報告すると、なにやら私が素潜りをしていた間にひと悶着あったらしい。
ディーサンさんがファルカーさんに不満を伝えた結果、ファルカーさんは怒ってギルドを出て行ってしまったという。
高圧的でヒステリックな上司とか、救いようがないですね……
なんとなしに縦社会の闇を垣間見つつ、ディーサンさんに頼まれてファルカーさんの書斎を漁ることになった。
ファルカーさんは何かときな臭い動きをしていたらしく、何を隠していたのか突き止めて欲しいという。
乗りがかった船なので、とりあえず了承しておく。

ファルカーさんの書斎で怪しげな引き出しを発見したので、解錠を試みる。
ロックピックがバキバキぶち折れて、何度もロードしてやりなおすことになった。泣いちゃうぞ。

ファルカーさんの引き出しにあったのは、黒魂石。なんでも、人間の魂を封じ込めることでマジックアイテムのエネルギー源にするとかいう、ヤバい代物らしい。ディーサンはこのことを中央に報告すると言っていた。
とりあえず、今回の働きが認められて推薦状は書いてもらえるらしい。
いやぁ、よかった。よかった。

ギルドの外に出たとたんに、衛兵さんの職質を受けることになった。
いや、違うんです。私はただ上司に言われて職務を全うしただけであって、そこには私の故意はなにひとつとして

申し開きが通じることもなく、保釈金を支払ってボディチェックを受けた。
ちがうんですー。上司がやれっていったんですー。
上司の過失は部下が責任を負う。これが社会。これが大人の世界である。汚いね……
まぁ、推薦状は書いてもらったからいいか。大魔術師になれば、駆け出しのころのアレコレは「ヤンチャしてた」と言えば、メディアがいい話っぽくしてくれる。うまく世渡りしていこう。
残る推薦状は、あとひとつ。
ブルーマの推薦状

屋根の上からお送りしております。こちらRasu。これより、ブルーマの魔術師ギルドへ向かう。
ここの魔術師ギルドは、特定の領域に特化していないギルドらしい。逆に珍しいタイプのギルドだ。

ここのギルド長のジョアン・フラソリックは、なんというか……現金で上昇志向が強いというか、お上におもねるタイプの人間のようだ。
うーん。私はあくまで権力を振りかざしたいだけであって、権力にしっぽを振りたくはないんだが……なんとも相容れないものである。
彼女から、ここ数日姿を見せないというジュスカールの捜索を依頼される。ギルドメンバーが不在の様子を偉い人に見られてしまうと、自分の評判に傷がつくから嫌なんだとさ。そいつよりもさらに偉くなればいいだけなのに。遠回りの好きな人である。

事情を知っているというヴォラナオ(やたらめったら口を開けて喋る癖がある)に話すと、今回の件は彼とジュスカールによるいたずらだと臆面もなく言う。
いいじゃないの。そういうの好きだぞ。馬鹿な上司をからかうのって楽しいよな。分かる。
まあ、それはそれとして、とりあえずはヴォラナロの頼みを聞くことにする。

ジョアン・フラソリックの机の鍵をこじ開けて、中にある本を取ってきてほしいと頼まれる。
大丈夫だよな?また衛兵さん呼ばれないよな?ちょっと不安だぞ?
そう思いながら彼に本を渡すと、今度は夜の10時に居住区画に来て欲しいとのこと。

スクショが下手で申し訳ない。ジュスカール君だ。
今回の失踪は、彼とヴォラナロによるいたずらだと言ってきた。いや、それはもう聞いているんだが、このやり取りに意味はあるのか?
なんだか混乱してきたが、とりあえず見つかって良かったということにする。

ジョアン・フラソリックさんからも推薦状を書いてもらい、これにて全ての推薦状が揃った。
長かった!マジで!!

お祝いに、ヴォラナロ君からドレモラロード召喚の魔法を購入した。嵐の精霊とどっちが強いかは……よくわからん。
どっちもどっちな気がする。
アルケイン大学へ入学!

ついにこの時が来た。
やたら高圧的な上司の理不尽に耐え、大魔術師としての栄光への一歩をついに踏み出したのである。

お偉いさんのラミナス・ボラスさんからもお祝いの言葉を頂く。
これからは使いっ走りの任務ではなく、真に意義ある任務が待っているという。
なんだ、その意識高い系外資企業みたいな言い回し。
ちょっと癪に触りながらも、まずは最初の一歩として魔術師としての象徴となる自分自身の杖を作ることになった。
いいじゃないの。魔術師なら杖が無いとな。

せっかくなのでアルケイン大学の庭を散策してみたが、なんだか全員が全員高圧的で閉鎖的である。
ちょっと心理的安全性が担保されてない学習空間ですね。行動経済学による科学的な組織改善の必要がありますね。
そんなことを考えながらも、

大学の生徒のみに許される、付呪の祭壇と……

構呪(魔法作成)の祭壇に、ついにアクセスできるようになった。
筆者が20年前にオリジナル版をプレイした時は、メインもサブもクエストそっちのけで、ひたすら魔法作成をして遊んでいた記憶がある。
つまり、魔術師ギルドのクエストは、Rasuさんにとっても筆者にとってもここから先は完全に未知の領域ということだ。
果たして権威への道に迷いが生じてきたRasuさんの道は、どこへ向かうのか。
次回に続く。