*Expertでの評価です。*

ざっくり概要

重装と飛行という、対処の難しい敵への特攻を持つのが偉い。編成枠圧縮に効果的。

防御面も二盾流による耐久力で盤石。

ユニット評価

飛行特攻かつ必中のバーティカルエッジと重装特攻かつガード不可のアイアンリッパーにより、対処できる幅が非常に広い。初期習得でこれら二種のスキルを持っていて、撃ち分けできるのは美味しい。とりわけ彼女が加入するドラケンガルドではワイバーンナイトが脅威となるため、バーティカルエッジがとにかく刺さる。

防御面では、まさかの二盾流という珍しい特性を持つ。物理防御Bにより物理に対しては普通にタンクとして動くことができ、魔法防御もCなのでギリギリ受けられる。初期装備の青薔薇の盾がまた噛み合っており、PP+1しつつ付与スキルのロイヤルガードにより、中ガードしつつHPを25%回復できるので、アレインと同じく自己回復する盾として機能する。(……というか、初期段階だとパッシブスキルを習得していないので、青薔薇の盾が無いとPPの使い道がないともいえる。)

リーダー効果のアシスト射撃軽減はレックスと同じもの。しかし、レックスと違って火力貢献ができ、二枚盾と自己回復により安心して前衛を任せられるので、戦力を落とさずにアシスト射撃軽減の恩恵を受けられる。ワイバーンナイトが飛び交うドラケンガルドでは、「ナイトをハンター部隊に突撃させて、とっととアシスト射撃を止めさせる」戦法が取りづらいので、その代替策として有効に使える。

散々褒めちぎってきたが、欠点があるとすればアクセサリ装備不可により、拡張性が低いこと。とりわけ、緋石のペンダントや蒼石のペンダントといった強アクセサリを装備できないのは痛い。この火力と対応力で緋石のペンダントが装備できてしまった日には、他のキャラの立つ瀬が無くなる可能性もあるが……

編成方針

重装と飛行対策を一人でできてしまうため、編成枠を圧縮できるという極大メリットを持つ。

これを活かすには、彼女以外の火力は必中持ちを一人入れるくらいにして、シャロン・プリムといったクレリックを採用するとよい。火力面で完結しているので、耐久面が伸びることで汎用的に戦える部隊が出来上がる。というか、ヴァージニア加入段階だと彼女の部隊のほうがアレインの部隊よりずっと強い気がする。

青薔薇の盾は誰でも装備はできるが、ヴァージニア以外が装備してしまうと彼女のPPが純粋に無駄になる。おとなしくそのまま青薔薇の盾を装備して、自己回復する盾として、前衛を張ってもらおう。

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