*Expertでの評価です。*
ざっくり概要
厄介な敵に対してのメタキャラ。普段はそこまででもないが、役立つときはとことん役立つ。
ユニット評価
攻撃を必中化するイーグルアイが、強烈な対シーフ・飛行メタとして働く。ゲーム中にある通り、回避効果よりも必中効果が優先されるため、回避やら騎馬系への特攻やらで厄介極まりないこれら二種の敵を彼一人でねじ伏せてしまう。逆に、これらの敵がいる場面でロルフを起用しないのは縛りプレイに片足を突っ込んでいる。そのくらい戦況に与える影響が大きい。
弓の後列攻撃可能特性も小回りが利き、魔術師系をピンポイントで撃ち抜くこともできる。非力そうに見えてアレインと同じ物理攻撃Cなので、案外火力的にも悪くない。
これまた序盤で入手できるフレイムボウを持たせると炎上効果により、対ボスやホプリタイ相手にも削りとしての役割を持てるようになり、メタキャラとしての地位が盤石なものとなる。
ブレイブスキルのアローレインの範囲火力も普通に頼れる一撃となる。
リーダーとしてみると、足回りの悪さから位置取りしづらく、そのため櫓まで移動しているうちに攻撃機会を逃してしまうことからアシスト射撃狙いはやりづらい。敵が使うとこちらのリソースがジリジリ削られて厄介なのだが……何より、敵が使うアシスト射撃はハンターを詰め込んだ編成が櫓に乗っかっているからこそ強いのであって、ロルフくらいしかハンターのいない編成で平地からアシスト射撃をしても期待したほどにはダメージが出ない。あえて使うなら、「アシスト射撃の有無で乱数がずれることを利用して、クリティカルを回避したりトラヴィスに確実によけさせたりする」くらいか?
ブレイブスキルのアローレインはシンプルに使いやすいMAP攻撃なので、どんどん使っていこう。
編成方針
まず、メタキャラとしての性能を第一に考えるなら騎馬系のクライブやジョセフとは一緒にしない方がいいだろう。飛行敵にぶつけづらくなるため、ロルフの強みである飛行敵への特攻を機能させられなくなる。一見弱点を補いあえる編成のようにも見えるが、敵の編成に明確なコンセプトがあることの多いこのゲームでは、弱点を消して万能を目指す編成は仮想敵不在で立ち回りが窮屈になることが多い。
同様にホドリックと組むのも強みが削がれる。魔法敵にメタを張れるのは、ロルフの大きな強みだからだ。
これらを総合して考えると、弱点がなく敵陣に突っ込むのに向いたアレインあたりと組ませておくと、苦手な敵がいない純粋なメタキャラとして働けるのでおすすめ。
とはいえ、普通に何も考えずに射撃攻撃させるだけでも強みはなくともデメリットもまたないので、空いた後衛の枠にとりあえずぶち込んでおいてもいい。真価を発揮できずとも、リスクなしに削り火力が提供されるのは大きい。