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概要

日没とともに影から現れて人の血を吸う。

公式はLikhoを民話・伝説由来の怪物として明記している。

伝承におけるLikho

東スラヴ神話では「悪い運命・不幸」を人格化した存在であり、痩せた一つ目の女として現れるとされる。

アファナーシェフ採録の昔話「一つ目のLikho」では、鍛冶屋が「災いというものを見てみたい」と探しに出る。
Likhoは彼の同行者を食べ、鍛冶屋も食べようとするが、鍛冶屋はその一つ目を焼いて潰し、羊の皮に隠れて脱出する

しかし最後に黄金の斧へ欲を出したため手が抜けなくなり、自分の手を切り落として逃げた。

「欲が災いを招く」といった類の寓話だ。

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Likhoを使った慣用表現

ロシア語におけるлихо(likho)は、「災い、不幸、苦難」を意味する普通名詞として使われる。

この語を用いたロシアの慣用表現には以下のものがある。

  • хлебнуть лиха 「災いを飲む」=ひどい苦労を味わう
  • не поминать лихом 「悪く思い出さないでくれ」「自分を悪く言わないでくれ」
  • узнать, почём фунт лиха「災い一ポンドの値段を知る」=手痛い苦難を経験する
  • Не буди лихо, пока оно тихо. 「Likhoが静かなうちは起こすな」=寝た子を起こすな、余計な災いを招くな

特に四つ目の例で半ば生き者扱いされていることからも顕著なように、”Likho”は「災い」という概念そのものを、言わば擬人化した存在だと捉えてもいいかもしれない。

出典

Community Bulletin Board #7 – Beasts & Monstrosities, Illustrated | Bandai Namco Europe

«лихо» в словарях: написание, значение, ударение, словоизменение | Метасловарь Грамота.ру

ФЭБ: Лихо одноглазое: [Сказка] N 302. — 1985 (текст)