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リリース前語り、第六弾を始めさせてもらう!!
この企画では、リリース前の作品に焦点を当て、プレイ体験・設計意図・創作の根っこにお邪魔していく。
第六回では無名&無名さんの『Redemptions Ocean』を取り上げる。
今回のお相手
無名&無名さん

この企画では、リリース前の作品についても気軽に語れる場を作ることを目論んでいる。
読者諸氏の語りたいエンジンに火が付けば幸いだ。
まぁ、麦茶でも飲みながらゆっくり読んでくださいな。
ってわけで、参ろうか。
Redemptions Oceanの概要

ジャンル:SRPG
制作者:無名&無名様
Redemptions Ocean 体験版:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
Redemptions Ocean 体験版ver2.1.1[フリーゲーム夢現]
中世戦記的な要素を排除した、異色のSRPG。
どこかいにしえのニコニコ動画を思い起こさせるノリの掛け合いと、やたら気合の入ったモブキャラの立ち絵が特長。

シナリオは体験版時点ですらネタバレに触れかねないので詳しくは書けないが、作者様曰く、
「主人公とヒロイン、そして”もう一人の重要人物”との関係性」
「平和な世界に襲い来る、未知なる脅威との戦い」
をメインに描写されているとのことだ。
いにしえのニコニコ動画にインスパイアされた掛け合い

五年ぶりにアスキーアートを見た気がする。
そう思うくらいには、いにしえのニコニコ動画やあの頃のインターネッツを思い起こさせる表現に溢れている。
- 間を表現する場面で画面が暗転して「少女○○中……」と表示される
- ボイスロイド劇場で一億回くらい見た、キャラが180度縦回転して地面にブッ刺さり、振動しながら叫ぶ描写
- 謎の天丼
あまりの懐かしさと過ぎた年月の無常さに、変な汗が出てしまった。
シナリオから中世戦記的な要素が排除されていることもあり、im@s架空戦記や東方手書き劇場を見ているのに近い感覚だった。
無名&無名さんのいにしえのニコニコ動画への愛については、インタビュー(リンク)でも取り上げさせて頂いたので、是非読んでみて欲しい。
やたらめったら可愛いモブ

シナリオに一切関わらないモブエネミーが、異常にかわいい。
兵種ごとのイラストもさることながら、大抵のマップにいるユニークエネミーの一体一体に至るまで作り込まれている。

個人的に一番刺さった、ならず者ちゃん。
体験版時点だとこのグラの子はこの子一人だけだった気がする。
健康的な腹筋とおへそ。白と黒のシンプルな配色。
いいですね。実に、いいですね!!!
ちょっとばかし、モブに気合を入れすぎているのではないかと逆に心配になったのは秘密だ。
いや。しかし『可愛いは正義』だと偉い人も言っていたし、いいか。うん。
独自要素を支える分かりやすく丁寧なチュートリアル
本作のチュートリアルも、気合の入った部分の一つとして挙げたい。

ファイアーエムブレムライクなゲームお馴染みの三すくみの他にも、
- ラッシュタイプやインパクトタイプなどのタイプ補正
- 3タイプが隣接した時に与えるダメージボーナス
- 三すくみで有利なキャラが攻撃した時に、相手をスタンさせて行動不能にする
など、独自が多数盛り込まれている。
そうした独自要素も、画像のように非常に分かりやすく見て楽しいチュートリアルのおかげですんなりと理解できた。

この画像はチュートリアルマップにおける最初のチュートリアル。
思えば、青色のユニット=味方 ということをしっかり説明されたのは初めてかもしれない。
『夢の先』で明日を模索するキャラクター達
ここからはキャラクター造形のお話。
本作のキャラクター全体に通底するアーキタイプとして、『夢を追っている最中の若者』ではなく『夢を一度叶えてしまった後の、心にぽっかり穴が開いた若者』がある。
夢に全力で走って、夢に追いついてしまった。
なら、これからは何に向かって走ればいい?
本作のキャラクターたちは、多かれ少なかれこうした問題意識を抱えている。
そうした虚無感と前述したニコニコ動画のいにしえのノリが、妙にマッチしている。
なんというか、お祭りが終わった後特有の寂しさのようなものがキャラクター描写からギャグ演出に至るまでを包み込んでいて、本作特有の空気を形作っているのだ。
キャラクターが過去に思いを馳せる描写と、プレイヤーがレトロなノリに感じる懐かしさが妙にシンクロをして、『キャラクターと同じように過去を懐かしむ』という形での感情移入をしてしまった。
Kawaiiモブにニヤニヤしつつ、いにしえのネットのノリに浸りたい方へ
本作『Redemptions Ocean』は、可愛いモブを愛でながら、いにしえのインターネッツのノリに浸れる、一粒で二度おいしいSRPGとなっている。
そして「レトロな懐かしさ・約束された安心感」の横からスッとやって来る「これから先が漠然として見えない不安」を感じた時。
プレイヤーは安心と不安の狭間で、キャラクター達のモラトリアムを追体験することになる。
というわけで、『Redemptions Ocean』の紹介でした!
作者の無名&無名さんにインタビューもさせて頂いた(リンク)ので、興味のある方はチェックしてみて欲しい。
それでは、良きゲーマーライフを!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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ブログ記事の1.3倍くらいうるさいです(当社比)

