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『リリース前語り』第四弾だ!!
この企画では、リリース前の作品に焦点を当てて、プレイ体験・設計意図・創作の根本にこっそりお邪魔していく。
第四回ではKiseki Kobo Gamesさんの『Funeral Flowers Lament Helena』を取り上げさせてもらう。
いい感じにおやつでもつまみながら、読んでみて欲しい。
今回のお相手
Kiseki Kobo Gamesさん

この企画は、作品を気楽に語れる場をつくれたらいいな、くらいの気持ちでやっている。
これを読んだ読者の皆さんも気楽にゲーム語りをしてみておくれ。
っつーわけで、いってみようかね。
Funeral Flowers Lament Helenaの概要

ジャンル:SRPG
制作者:Kiseki Kobo Games
キャッチコピーは『一人ひとりの存在感を重視するSRPG』。
加入キャラは13~15人に絞られており、仲間になったキャラ全員と、最後まで一緒に戦うことができる。
インタビュー(リンク)でも触れるが、キャラクター一人ひとりの歩んできた人生・表立って語られない物語にも作者のこだわりが詰まっている。
UIや戦術の設計には独自要素が多数あり、プレイヤーへの配慮が光る。
今回は、私が実際にプレイして特に強く惹かれたシステム面・導線設計の面での独自性・こだわりポイントを掘り下げてみたい。
<少ない認知負荷で楽しむ>ことに最適化されたUIと導線
ほぼ連日改善され続ける独自UI
本作を遊んでまず目に入るのが、独自UIだ。

一画面の中で、コンパクトに情報が収まるように設計されている。
UIの改修速度は凄まじいものがあり、作者さんのXでは連日のようにフィードバックを受けた改修の様子が投稿されている。
認知負荷を抑えた情報の出し方
本作は、シナリオ面・システム面ともに認知負荷を抑えた作りが一貫している。
まず、シナリオ面の認知負荷について作者さんにお話を伺ったところ、
プレイを10分以内にやめてしまうプレイヤーが多かったため、物語の成り立ちをすべてカットした経緯があります。
個人的にはもっと削った方が良いのではないかと思っています。
とのお返事があった。
“プレイヤーへの負荷を減らして、よりスムーズに作品を楽しんでもらう”という姿勢が垣間見えた。
実際、プレイしてみるとかなりサクサクとお話が進む。
お話も後々にスケールが大きいことになりそうな伏線が張られながら進む一方で、主人公ヘレナと仲間たちとの出会いや成長、小さな一地域での魔物との交戦など、体験版時点ではお話のスケール感がかなり絞られた状態でテンポよくお話が進んでいく。
この認知負荷を下げる取り組みはシステム面にも及んでいる。

なんと全国600人のSRPGデータ好きにはたまらない、戦闘計算式の全開示だ!!
うめぇ!!これだけでご飯3杯いけちゃう!
さらに経験値補正の計算式から遠距離攻撃のダメージ減衰率に至るまで、戦闘に関して気になるデータはほぼ全てが閲覧可能だ。
突撃武器と護身武器によるシンプルな駆け引き
本作の特徴的なシステムに、突撃武器と護身武器のシステムがある。
突撃武器は極めて威力が高く敵の反撃すら受けない代わりに射程と必殺率に難があり、使用時は防御面にデバフがかかる。
護身武器は威力・命中ともに低く射程も短い代わりに必殺率が高く、使用時は防御面にバフがかかる。
通常武器とこれら二種の武器を状況に応じて使い分けるのが、ステージクリアの近道となる。
筆者が体験版をプレイした時には、通常武器だけだと敵を倒しきれずにやっつけ負けをすることが多かったが、「突撃武器で削る」「護身武器でタンクをさせる」を意識したところ、一気に安定するようになった。
これにファイアーエムブレムを踏襲した三すくみの要素が加わり、シンプルに駆け引きを楽しめるようになっている。
テンポを上げるマップ設計と武器射程
本作のマップサイズは全て同サイズで統一されている。
作者さんによるとこれは”接敵を早め、テンポを上げる”ための措置らしい。
また、武器の射程も上述の突撃武器・護身武器を除くと基本的に2マス攻撃が可能だ。
実際にプレイしてみると、特にニマス攻撃の快適さは大きい。
サクサク敵を倒してはレベルアップをして成長させていくことができる。
逆に言えば、それだけ敵から反撃を受けやすいということでもあるが、ここで先ほどの突撃武器の出番だ。
突撃武器で一気に削り、防御に適した場所に位置取りしながらニマス攻撃で仕留める。
こうしたキャラクター間の連携を自然と楽しめるつくりとなっている。
細やかに行き届いたゲーム体験をしたい方へ
本作『Funeral Flowers Lament Helena』は独自UIや情報の開示、物語のテンポに至るまで、プレイヤーへの細やかな気配りが行き届いた作品となっている。
作者さんの気遣いを感じながら、ストレスなく遊びたい方はチェックしてみて欲しい。
というわけで、『Funeral Flowers Lament Helena』の紹介でした!
作者のKiseki Kobo Gamesさんにインタビューもさせて頂いたので、興味のある方はチェックしてみて欲しい。
それでは、良きゲーマーライフを!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
Xでは、記事更新の告知や、プレイ中の感想、 ゲームを作ってみている様子等を叫び散らかしています。
ブログ記事の1.3倍くらいうるさいです(当社比)

