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Dungeon Antiqua2の裏ボスを撃破したので、職業とスキルの仕様やゲーム内挙動の検証、最序盤からエンドゲームまでを通した職業とスキルの使用感をまとめてみる。

職業の仕様

  • キャラ作成時に最初に選んだ職業に応じて、ステータスに1ポイントのボーナスが付く。
  • 職業による必要経験値量の違いはない模様。
  • くんれんじょうで自由に転職が可能で、転職には一切のペナルティもリソース消費もない。

スキルの仕様

  • きほんスキルとは、職業ごとに必ず保有するスキルのこと
  • ついかスキルとは、最大三つまでのスキル枠に自由に付け替えできるスキルのこと
  • 戦闘終了時にスキルポイントが手に入る
  • スキルポイントはその職業でいる間蓄積していき、一定量溜まるとついかスキルがアンロックされる
  • アンロックは自動で行われ、スキルポイントを割り振るものではない
  • 習得したついかスキルは、別の職業に転職した時でも利用可能
  • その職業のスキルを全てマスターすると、職業の種類によってステータスにボーナスが入る
  • 別種職業間のステータスボーナスは重複する

性別の仕様

  • 性別によって初期ステータスと最終ステータス上限が変わる。
  • 男性 ちから+2 たいりょく+2
  • 女性 すばやさ+2 ちえ+2 しんこうしん+1
  • 男性は最強の剣ティルフィングを装備可能で、女性はねむり・こんらん・ちんもく耐性装備のきんのかみかざりを装備可能。
  • 性別は後から変更する手段がない模様。

ステータスの仕様

  • 基本的にレベルアップでは上昇せず、職業のマスターによってのみ上昇する。
  • ちからは物理攻撃の威力が上がる。
  • すばやさは行動順、命中・回避率が上がる。(内部的にヒット数の概念がある?ようで、素早さが上がって命中率が上がると、それに連れて与ダメージも上昇する)
  • たいりょくが高いと被ダメージが減り、最大HPが増える。※参考※全職業マスターしたせんしにおいて、最大HPはたいりょく17……892,たいりょく18……985たいりょく19……HP997。
  • ちえ、しんこうしんは……プレイしていて違いがよく分からなかった。Dungeon Antiqua 2の作者、frenchbreadさんから『ちえは最大MPとじゅもんMの威力に、しんこうしんは抵抗とじゅもんPの威力に影響している』との情報提供を頂きました。ありがとうございます!!ヘルプに載ってたとは……足元がお留守だったぜ。

せんし

装備可能な武器・防具のバリエーションが広く、素の肉弾戦等向けのステータスも相まって安定した戦闘力を提供する。

最序盤こそモンクの火力・耐久に見劣りするものの、そこを抜ければ戦力的に安定し始める。

いかに”りょうてもち”に適した武器を手に入れられるかで戦力が変わる。

転職元としてみると、“ふくつのとうし”によるステータス異常の自動回復とマスター時の”ちから”へのボーナスが優秀。

“ふくつのとうし”はエンディングまでの攻略においてもエンドコンテンツにおいてもスタメン級のスキルで、マスター時の”ちから”へのボーナスは全職業中最大。

本作は魔法職でもMP節約や高速レベリングのために物理攻撃をする場面が多いので、転職元適性は極めて高い

初期職ボーナス:ちから+1

マスター時のボーナス:ちから+3 たいりょく+1

装備: たんとう けん ゆみや たて かるいぼうぐ おもいぼうぐ

きほんスキル

りょうてもち

右手にけん、かたな、ワンド、つえを装備し、左手が素手の時、攻撃力が50%アップ。

最序盤はほぼ表示攻撃力=ダメージ量なので、実質ダメージ1.5倍にするスキルだと思っていい。

中盤以降も火力スキルとして非常に役立つ。

(というか、本作には表記攻撃力をパッシブで上げるスキルがこれくらいしかないため、片手装備キャラの攻撃力はほぼ横並びとなる。)

ついかスキル

まっぷたつ

たんとう、けん、かたなでの強力な攻撃。行動順と回避率が下がる。

必要スキルポイント25。

ムラがかなり大きいがおおむね2~3割ほどダメージが上がる。

後述する検証の結果、ダメージ増幅幅は1.290倍だった。

コストが抑えめな事もあってか、スキル枠を占有する割にダメージの伸びは控えめ。

行動順はほぼ最遅行動になるのでトドメを刺す前に最後っ屁で体力を削られる可能性が高まるのが使いづらい。

回避率低下については、最終盤の素のステータスだけでホイホイ避けられる状況にでもならなければ体感できるほど戦力が変わらないのが救いか。

*検証*まっぷたつでどれだけダメージが上がるか?

以下の状態で、しれんのとうのゴブリン相手に30回通常攻撃とまっぷたつによる攻撃を行った。

職業せんし。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備は両手持ちティルフィング、エルフのかわよろい、ブラギのかぶと、いにしえのこて。

スキルはまっぷたつ、うつせみ3、れんきじゅつ。

*通常攻撃のダメージ*

373,363,324,376,424,357,361,333,333,360,333,312,355,367,303,354,312,317,352,390,398,332,398,336,309,314,397,303,329,309

標本数 n:30 平均:347.467 不偏分散:1077.085

*まっぷたつのダメージ*

461,415,433,376,495,442,510,409,397,440,388,430,459,452,473,446,513,436,502,440,495,491,446,431,443,508,397,462,428,437

標本数 n:30 平均:448.5 不偏分散:1388.534

*有意水準をp<0.05としてWelchのt検定(両側検定)をしてみる*

通常攻撃群まっぷたつ群
標本数3030
平均347.467448.500
不偏分散1077.0851388.534
標準偏差32.81937.263

Welchのt検定では、

t = -11.145
自由度 ≈ 57.09
p = 5.97 × 10⁻¹⁶
差の95%信頼区間 +82.88 ~ +119.19

p<0.05より有意。差の95%信頼区間も0を跨いでいない。

少なくとも効果はあると言えそうだ

*まっぷたつによるダメージアップ量の推定*

仮にまっぷたつのダメージが「通常攻撃のダメージ * n」の形でダメージに係数をかけていると仮定すると、その係数は448.500 / 347.467 = 1.29077

よって、

  • まっぷたつはダメージを有意に上昇させる。
  • まっぷたつによるダメージ上昇量はおおむね1.29倍。

と言える。

りょうてもち

きほんスキルと同じ。

必要スキルポイント50。

けんそうび

たんとう、けんを装備可能になる。

必要スキルポイント250。

魔法職や盗賊が剣で殴ってMPを節約できるようになる。

育成時に職業をローテーションする際に便利な場面がある。

とはいえ、武器不要でダメージを叩き出せるモンクの”かくとうぎ”や、後衛からトンデモ火力を出せるアーチャーの”ゆみのこころえ”を覚えるまでの繋ぎの役割が大きいか。

ふくつのとうし

あらゆる状態異常から(ターン終了時に)すぐに回復し、瀕死時に攻撃力が50%アップ。

必要スキルポイント600。

せんしを経由する理由の一つ。

圧倒的な汎用性を誇り、即死以外の全ての状態異常に対して有効

なんとスロウやアーマーブレイクなどのデバフすら自己再生してしまう。

MPとお金の限られている序盤は毒を自己回復できるだけでも探索継続力が上がるし、中盤以降も状態異常耐性装備のツモに恵まれなかった時の補填として極めて有用。

あまりに便利なので、中盤以降の筆者のパーティーメンバーは全員がこのスキルを取得していた

そのくらい、使い始めると手放せないスキル。

モンク

素手であらゆる敵を粉砕するパワー野郎。

とりわけ最序盤の金欠時の安定感と終盤の怒涛の大火力が魅力で、これらの時期においては物理攻撃役で最高火力を叩き出せる。

何気に体力が全職業中トップなこともあり、序盤はほとんどのダメージを一桁に抑える驚異のタフネスを誇る。

さすがに中盤以降は防御力の低さから被ダメージは増えていくものの、どうぎカテゴリのステータス異常耐性とせんしを上回るHP、素早い攻撃で敵を先制撃破することによる被ダメージ機会そのものの減少などにより、「見た目の被ダメージ表記の割に案外死なない」ポジションにある。

マスター時のボーナスはせんしの力と体力の値を反転させたものとなる。

素の耐久力が目に見えて上がるため、魔法職が防御性能を底上げするのに非常に向いている

そのうえ、マスター時に獲得できる”かくとうぎ”により武器無し・MP消費も無しで十分な火力を出せるようになるため、「防御面を補強しつつ、MP節約のために高火力の素手で殴る」というムーブが可能になり、魔法職の取り回しが劇的に向上する。

初期職ボーナス:たいりょく+1

マスター時のボーナス:ちから+1 たいりょく+3

装備:どうぎ

きほんスキル

かくとうぎ

素手の攻撃力がアップ。誰でもどうぎカテゴリの防具を装備できるようになる。

ゲーム内に説明はないものの、盾を装備していない場合は二連撃となる。

プレイした感じだと、威力はレベルと力依存で上がっていっている印象を受けた。

二連撃時の威力は、序盤と終盤が最強格、後半は他と横並びで強く、中盤は他よりもやや劣るといったところ。

後半あたりのランダム宝箱で”パワーナックル”を入手できれば、そこからは素手無双が始まる。

特に序盤の装備が整っていない時期に武器無しで破格のダメージを叩き出すことができるのが嬉しい。

武器が不要なことにより、職業をローテーションさせてスキルを回収する際に、「いい感じの装備を回せないことによる戦力低下」を踏み倒して育成を進めることができるため、育成テンポ向上に寄与する。

どうぎカテゴリの防具は防御力に劣る傾向なものの、睡眠を無効にする「はちまき」のように耐性面で優れた装備が多く、総合的な安定感は額面の防御力以上に高い。

ついかスキル

れんきじゅつ

戦闘時、ターンごとにHP回復。

必要スキルポイント75。

回復量は最大HPの1ケタパーセントくらいの、ごくごく小さな量なので序盤はほとんど活躍しない。

真価を発揮するのは終盤に全職業マスターを目指すようなタイミング。

最大HPが高くなってくる上に敵を一撃粉砕することも多くなるので、「思考停止で敵を殲滅しつつ、オート回復に任せる」というらくちん育成が可能になる。

*れんきじゅつによる回復量はどのくらいか?*

以下の状態で、しれんのとうで適当な雑魚と戦いつつ、れんきじゅつによる回復量を調べた。

職業せんし。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備は両手持ちティルフィング、エルフのかわよろい、ブラギのかぶと、いにしえのこて。

スキルはまっぷたつ、うつせみ3、れんきじゅつ。

最大HP997。たいりょく19。

*れんきじゅつの回復量*

32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32

標本数 n:30 平均:32 分散:0

これを見るに、最大HPの3.209%程度しか自動回復しない。

かいしん

攻撃時、たまにダメージ二倍。

必要スキルポイント150。

発動率は体感で2割といったところ。

期待するほどには発動しないが、スキル枠を割かないのは機会損失な気もするくらいのライン。

※検証※かいしんの発動率

職業せんし。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備は、ティルフィング、いにしえのよろい、ブラギのかぶと、いにしえのこて。

スキルは、れんきじゅつ、かいしん、じゅもんM5。

しれんのとうの雑魚相手に100回通常攻撃を行った。

(後述するが、モンクだと二連撃目の会心判定に到達できない可能性があるため、せんしの単発攻撃で検証した。)

かいしん発動回数は14回。

14/100 = より、かいしん発動率は14%

はんげき

たまに敵から攻撃を受けた時に反撃する。

必要スキルポイント200。

これも発動率は体感で2割くらい。

終盤の「ボタン押しっぱなしで楽々育成」を目指す時には有用。単純に育成ペースが早まってくれる。

また、何気にパラディンの「かばう」発動時には、かばったキャラクターが反撃を行うことがある。

そのため、「パラディンをタンク運用しつつ、カウンターの削りも入れていく」戦法には非常にマッチする。

※検証※はんげきの発動確率

職業モンク。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備はすで、すで、みかわしのローブ、くろずきん、きせきのゆびわ。

スキルは、はんげき、うつせみ3、れんきじゅつ。

しれんのとうの雑魚相手に100回殴られて、反撃回数を計測した。

反撃回数は24。

よって、 24 / 100 = 0.24より反撃発動率は24%

かくとうぎ

きほんスキルと同じ。

必要スキルポイント420。

そうりょ

いわゆるヒーラー……と思わせておいて、戦闘難易度を左右する防御バフであるプロテクション・マジックシールドを備え、魔法を使ってくる敵はサイレンスで沈黙を付与。単体の強ボス相手には全攻撃手段で最高クラスのダメージを安定して叩き出すパニッシュをお見舞いする万能職。

街に任意のタイミングで帰れるリターンの呪文も、無いのが縛りプレイになるくらいには必須級。

それでいて装備可能な防具も多く、使用可能な武器がそこそこあるためある程度は近接戦闘も可能と利便性の塊。

回復役はいればいるほどよく、バフを剥がしてくるボスも多く存在するためにバフ要員が二人以上いても腐りづらいため、「とりあえずそうりょに転職させてそうりょ呪文を使えるようにしておく」だけでも有用。

なお、本作の呪文はじゅもんやでの購入が必要で、レベルアップだけでは呪文を使えるようにはならないのでそこは注意すること。

初期職ボーナス:しんこうしん +1

マスター時のボーナス:しんこうしん+3

装備:まほうぶぐ かるいぼうぐ

きほんスキル

じゅもんP5

そうりょの呪文を全て唱えられる。

お金さえあれば、じゅもんやで購入することでじゅもんP1~じゅもんP4までの全ての呪文を習得可能。

呪文の購入状況はキャラクター単位ではなくパーティー全体で共有される

一人一人別個に呪文を買う必要はない。

なお、じゅもんP5炎と水のどうくつのボス、こおりのようせいフラウを撃破することで解禁される。

ついかスキル

じゅもんP1~じゅもんP5

そうりょの呪文を唱えられる。

必要スキルポイントは低いものから順に、20,60,120,220,400。

そうりょから転職した場合は、習得しているじゅもんP〇以下の数字の呪文しか唱えられない。

※例※

じゅもんP3を習得しているなら、じゅもんP1、じゅもんP2、じゅもんP3に分類される呪文は使用可能だが、じゅもんP4、じゅもんP5に分類される呪文は使用不可能。

いのり

自分のMPを回復する。

必要スキルポイントは480。

筆者は一度も使わずに裏ボス撃破まで進めてしまったので、使用感はよくわからない。

※検証※いのりの回復量は?

職業そうりょ。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備は、ふっかつのつえ、みかわしのローブ、スネークキャップ、きせきのゆびわ。

スキルは、いのり、うつせみ3、れんきじゅつ。最大MPは214,しんこうしんは18。

しれんのとうにて100回いのりを使用。

回復量は29,21,29,24,20,21,20,22,28,23,26,27,28,22,28,27,25,23,23,25,23,29,28,27,26,28,24,24,20,21,24,20,24,20,23,27,28,23,28,23,28,28,27,25,29,21,24,21,25,24,24,20,21,21,22,23,20,28,23,22,22,27,29,28,24,25,28,22,21,26,22,22,26,23,26,25,26,22,27,24,25,22,23,21,26,20,22,21,26,22,20,21,27,28,21,20,28,20,23,27

標本数 n:100 平均:24.15 不偏分散:8.1894 標本標準偏差:2.8617 95%信頼区間:23.58〜24.72

95%信頼区間がかなり詰まっているので、レベル99で24前後くらいの回復量を見込んでおくのが良さげ。

だいたいまほうのくすりと同程度の回復量である。

まほうつかいのスキル

敵を殲滅するアタッカー……のはずなのだが、筆者はあんまり魔法攻撃を使わなかった。

というのも本作はひたすら戦闘をこなしてスキルポイントを稼ぐことがメインの育成手段であるため、リソース消費が必要な魔法攻撃よりも通常攻撃の方が育成効率がいい場面が多かったからだ。

呪文の攻撃属性である炎・氷・闇は耐性を持つ敵が雑魚にも多く、呪文一発で一掃できる敵編成自体が少ないこと、最強の単体火力呪文がまほうつかい呪文ではなくそうりょ呪文なことも向かい風。

そうした中でもヘヴンゲートに関しては、やたらHPが高かったり、厄介な特殊能力を持っていることの多いアンデッドへの対策として極めて有用。かなりの高確率でアンデッド全体を一撃で追放できる。(二フラムやターンアンデッド系能力のお約束とは違い、経験値はきちんと全額貰える。)

火力としてはちょっと使いづらいものの、ボス戦におけるバフ・デバフ役としては獅子奮迅の活躍を見せる。

敵味方の素早さを操作し、与ダメージ・被ダメージ・命中・回避を一気に有利にするスロウとヘイスト、ボスクラスへのデバフとして非常に有用なアーマーブレイクだけで飯が食える。

バフ・デバフ役としての有用性とターンアンデッド役っぽい立ち回りから、正直そうりょよりもそうりょっぽい活躍をしている気がする。

初期職ボーナス:ちえ+1

マスター時のボーナス:ちえ+3 しんこうしん+1

装備:たんとう ワンド まほうぶぐ

きほんスキル

じゅもんM5

まほうつかいの呪文を全て唱えられる。

そうりょの基本スキル、じゅもんP5の呪文ラインナップが変わっただけで挙動は同じ。

なお、じゅもんM5けんじゃのほこらのボスルーンを撃破することで解禁される。

ついかスキル

じゅもんM1~M5

まほうつかいの呪文を唱えられる。

必要スキルポイントは低いものから順に20,60,l120,220,400。

そうりょのじゅもんP1~じゅもんP5のラインナップ違い。

呪文ミラー

コマンド「ぼうぎょ」を使っている間、呪文を跳ね返すバリアを貼る。

必要スキルポイントは500。

守りに入るよりも攻めた方が被害を減らせる場面が多いので、活躍の場は限定的。

筆者がこのスキルを使ったのは、けんじゃのほこらのボス、ルーン戦のみだった。

コイツはひたすら魔法を連打してくるボスであり、呪文ミラーで防御し続けることで封殺できる。

……というより、高確率で使ってくるサイレンスを跳ね返してしまうと相手は何もできなくなり、タコ殴りにして呆気なく勝つことができる。

とうぞく

探索系のスキルを各種取りそろえている。

……のだが、ぶっちゃけ”わなけんち”、”けいかい”とマスター時のボーナスさえあれば他は……どうなんだろう?

一応メリットを書いておくと、”わなけんち”は宝箱の入手機会が単純に増える。

“けいかい”は連戦を繰り返す本作においては事故抑止として極めて有用。

マスター時のすばやさへのボーナスはバフ・デバフの先行や敵の行動前に火力を通して倒しきるのに便利なほか、命中・回避の底上げにもなる。

この三点に関しては間違いなく有用。

他の能力については、使いどころを上手く見つけられず、有効活用が難しかった。

初期職ボーナス:不明

マスター時のボーナス:すばやさ+3

装備:たんとう ゆみや たて どうぎ かるいぼうぐ

きほんスキル

わなけんち

宝箱の罠を見破り、警報以外の罠を解除する。

ゲーム内説明には無いものの、罠が作動すると本来は宝箱のアイテム入手機会そのものがなくなるが、わなけんちで罠を解除した場合は変わらずアイテムを入手できる。

罠による被害を無力化したうえでアイテム入手機会の損失も防げるので、一人習得したキャラがいると快適なトレハンライフを送れる。

ボス戦以外ではスキル枠にとりあえず入れておいても損はしないスキル。

ついかスキル

かくれる

「かくれる」を使える。隠れてからの「きしゅう」は必ずヒットする。

必要スキルポイント30。

ごめんなさい。一度も使ったことが無いです。

おたからセンサー

視界に入っていない宝箱も見えるようになる。

必要スキルポイント175。

便利ではあるのだが、本作は固定マップなうえに敵をひたすら倒してスキルポイントを得るのがメインの育成戦略となっている。

そのため、このスキルで通るルートの取捨選択をするよりも、敵を薙ぎ倒しながら回れる限りのルート全てを巡回し尽くすほうが楽なうえに稼ぎも多いので、あまり使う機会が無かった。

けいかい

背後や横から敵に襲われても、不意打ちを阻止できる。

必要スキルポイント270。

このスキルは正直、神スキル。

攻略段階や背伸びをしてトレハンをするような段階では、不意打ちによる被害は極めて大きい。

それでいて本作はテンポよく連戦を繰り返す作りなので、一回一回のシンボルエンカウントでじっくり丁寧に軸合わせをしていても、どこかで必ず接敵ミスが起こる。

ヒューマンエラーに保険をかけてくれるので便利。

筆者の場合はボス戦以外ではずっとスキル枠に常駐しているスキルだった。

わなけんち

きほんスキルと同様。

必要スキルポイント450。

アーチャー

筆者は本作屈指の隠れ優良ジョブは間違いなくコイツだと思って憚らない。

火力に優れた弓矢の装備に”にだんうち”での二連射がシナジーし、片手武器の近接せんしを超える火力をやすやすと叩き出す。

素の素早さが高いため、この高火力を先んじて叩きつけて、先制キルを取るのに極めて高い適性を持つ。

先制を取った通常攻撃が強力なため、”かげぬい”,”ねらいうち”の二種スキルによる補助はあまり使わない。

しかし、この二種の補助スキルは刺さる場面では痛烈に刺さり、こと対裏ボスにおいては正しく銀の弾丸たりうるレベルで戦略の要となる。

マスターするのに必要なスキルポイントが250ポイントと全職業中最も少ないため、メイン職のつまみ食い程度にかじるだけでも即戦力にしやすいのも嬉しい。

なにより、魔法職に”後衛から”、”ノーコストで”、”高火力を”叩き出す手段を提供できるため、MP節約しつつ安全に火力貢献させるのが非常に容易になる。

マスター時のボーナス:すばやさ+1 たいりょく+1

装備:たんとう ゆみや かるいぼうぐ

きほんスキル

ゆみのこころえ

誰でもゆみやを装備できるようになり、飛行特効を獲得し、命中が+25%される。

ついかスキル

かげぬい

敵の行動前に攻撃を当てると、1ターンの間動きを止められる。アクティブスキル。

敵の行動阻害は100%可能なわけではなく、一定確率で発動する。

ゲーム内説明はないが、ダメージが約四割にまで減衰する。

通常戦闘では後述の”にだんうち”が強力なために出番は少ないが、”行動させる回数を少しでも減らす”のが勝ち筋になりうる裏ボス戦においては戦略のかなめになりうる。

※”かげぬい”を利用した裏ボス撃破動画。当然ネタバレ注意

必要スキルポイント20。

ねらいうち

攻撃が必ずヒットするが、行動が遅くなる。

行動速度の速さによる先制削り性能がアーチャーの強さのかなりの部分を占めているため、通常の運用では自ら強みを潰すことになりかねない。

このスキルが輝くのは先述した”かげぬい”,後述するサムライの”さきがけ”と組み合わせて、敵の行動阻害に完全特化させた場合。

「確実に先手を取って行動し、敵の行動をキャンセルさせる」という、裏ボスにすら通用する究極のでバッファーになれる。

ゆみのこころえ

きほんスキルと同様。

必要スキルポイント110ポイント。

最も少ないスキルポイントで解放できる装備制限拡張スキル。

にだんうち

弓での通常攻撃が二回攻撃になる。一回当たりのダメージは少し小さくなる。パッシブスキル。

必要スキルポイント250。

※検証※にだんうちによる総ダメージはどのくらい?

以下の状態で、しれんのとうのゴブリン相手に30回ずつ通常攻撃とにだんうちによる攻撃を行った。

にだんうちはトータル攻撃回数が30回になるように、15セットの攻撃を行った。

職業アーチャー。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備はビーストキラー、みかわしのローブ、スネークキャップ、きせきのゆびわ。

Case1(通常攻撃のデータ)のスキルはうつせみ3、れんきじゅつ、ねらいうち。

Case2(にだんうちのデータ)のスキルはにだんうち,れんきじゅつ、ねらいうち。

*Case1通常攻撃のダメージ*

215,221,196,215,262,212,205,212,272,244,196,246,199,209,270,196,206,202,211,220,276,269,240,223,274,205,228,205,251,233

標本数 n:30 平均:227.1 不偏分散:707.197

*Case2にだんうちのダメージ(攻撃ダメージが全て独立であるものとし、攻撃セットの区別を設けずに計測した)*

221,177,203,186,195,166,204,182,211,201,166,198,217,187,208,174,168,176,199,153,151,192,167,200,218,216,201,180,152,159

標本数 n:30 平均:187.6 不偏分散:444.593

*有意水準をp<0.05としてWelchのt検定(両側検定)をしてみる*

通常攻撃にだんうち
標本数3030
平均227.1187.6
不偏分散707.197444.593
標準偏差26.59321.085

Welchのt検定では、

t = 6.375
自由度 ≈ 55.13
p = 3.93 × 10⁻⁸
差の95%信頼区間 +27.08~+51.92

p<0.05より、通常攻撃とにだんうちに有意差あり。95%信頼区間も0を跨いでいないので、差が無いとは言えなさそう。

*総ダメージアップ量の推定*

一発当たりのダメージの減衰を「元のダメージ * n」で定めていると仮定すると、減衰量は187.6 / 227.1 = 0.8260。

0.8260 * 2 = 1.652より、にだんうちによる総ダメージ上昇量は1.652倍っぽい。

ビショップ

賢者型のスキル構成でとまほうつかい呪文とそうりょ呪文を両方使えるじゅもんM/Pを覚える……のだが、これがきほんスキルではなくついかスキルなことが最大のネック

ビショップになるだけでは魔法は使えず、ついかスキル枠を必ず一枠利用しないと魔法を使うことそのものができない

また、使用可能な魔法の最大レベルが4止まりなので、レベル5呪文を使いたい場合はじゅもんM5,もしくはじゅもんP5をついかスキルとしてセットする必要がある。

このスキル枠の制限があるため、両系統の魔法を使いたい場合は、そうりょorまほうつかいがついかスキルにじゅもんMorじゅもんPを習得する場合に比べて、単純に呪文の最大レベルが低くなるだけなことに注意が必要。

こと魔法に関しては、魔法をちょっとだけかじりたいキャラがスキル枠一つで両系統の呪文を使いたい場合の経由職に向いている。

それ以外のスキルでは、スキルポイント999が必要なじゅもんのごくいが非常に有用。

といっても、お目当てはMP消費半減効果ではない。

じゅもんのごくいの最大のメリットは、まほうぶぐを誰でも装備可能になることだ。

まほうぶぐには属性耐性や状態異常耐性に優れた装備が並び、エンドコンテンツにおいては物理戦闘職ですら耐性確保のためだけにじゅもんのごくいを習得する価値がある

必要なスキルポイントの面でもまほうぶぐのラインナップの面でも、エンドコンテンツ向け。

通常攻略段階だと、呪文解放に必要なスキルポイントが多いことがネックになる。

装備:ワンド まほうぶぐ かるいぼうぐ

マスター時のボーナス: ちえ+2 しんこうしん+2

きほんスキル

しきべつ

モンスターのデータを調べる。

ごめん。一回しか使ったことが無いから、よくわからん。

ついかスキル

じゅもんM/P1~4

一枠のスキル枠だけで、まほうつかい呪文とそうりょ呪文両方が使用可能になるが、最大レベルの呪文は使用できない。

必要スキルポイントはレベルごとに30,90,180,360。

しきべつ

きほんスキルと同様。

必要スキルポイント100。

じゅもんのごくい

魔法の消費MPが半減し、誰でもまほうぶぐを装備可能になる。

必要スキルポイントはゲーム中最大の999

耐性はエンドコンテンツの生命線であるため、比較的容易に耐性確保が可能なまほうぶぐは最終的なビルドを構築するうえで重要度が極めて高い。

サムライ

二刀流が最大の特徴。

他のクラスが”にとうりゅう”スキル無しに二刀装備をしたい場合は”ぎんのこて+”を装備するほかなく、装備構成が非常に限られる。

二刀流は単純に一回ずつ武器攻撃できるため、装備調達が間に合っていれば高い攻撃力を発揮できる。

逆に、特に攻略段階で「一本しか強い剣が無い」ような状況では”りょうてもち”のほうが火力が高くなるケースも多いので、ケースバイケース。

なんなら武器いらずの”かくとうぎ”や、後衛から安全に撃てる”にだんうち”のほうが火力が上のケースも多々ある。

一応、素で弓矢を装備可能なので、強い弓があるときは重装備を着込んで前線から弓を射るのも割といける。

このへんは実際に装備を組み替えてみてその都度確かめるのが手っ取り早い。

二刀流の使い道として、単純な火力確保以外にも耐性面の補強に使う手もある。

剣や刀は耐性を持った装備が多いため、一本はメイン火力の武器、もう一本は耐性補強用のサブ武器という形で二刀流するのも意外と安定感が高い。

最高の攻撃力を持つ武器のティルフィングは男性専用装備なので、二刀流火力特化のサムライを作りたい場合は注意すること。

装備 たんとう けん かたな ゆみや かるいぼうぐ おもいぼうぐ

マスター時のボーナス:ちから+1 ちえ+1

きほんスキル

にとうりゅう

ゆみや以外の武器を右手と左手にそれぞれ装備可能。

火力を求めて吉、耐性を補強しても吉。

強い武器を日本も調達しなければいけないトレハンのコストが最大の難点。

なお、サムライ経由で二刀流を習得すれば、パラディンやニンジャの職業専用装備も二刀流が可能になる。

実用性はともかく浪漫性能は高い。

ついかスキル

ぜんのこころえ1~3

ねむり、こんらん、ちんもくを、それぞれ30%,50%,70%の確率で防ぐ。

ぜんのこころえ1~3は習得している中で最も高い値のもののみが有効で、重複取得は不可能。

正直なところ……”ふくつのとうし”で間に合うかな。

必要スキルポイントは120,240,480。

さきがけ

こうげき、かくれる、まっぷたつ、かげぬいが必ず先行する。

先手を取って撃破したい時の他、敵に先行しなければ効果を発揮しないのに行動速度低下デバフがかかる「かげぬい+ねらいうち」をコンボとして成立させるために必要となる。

必要スキルポイントは150。

にとうりゅう

きほんスキルと同様。

必要スキルポイントは640。

パラディン

オートでも手動でも味方をかばうことのできる”かばう”の安定感が嬉しいタンク。

パラディン専用装備の”せいなるぶぐ”は攻撃力・防御力・耐性の全ての面で隙が無いオールマイティな性能をしており、一式をそろえると非常に頑丈かつ高火力になる。

装備が揃わない段階でも、殴りつつ”かばう”による戦線維持を要所要所で使うだけでも十分に活躍可能。

“とりあえず安定戦力が欲しい”場合には、一人だけでもパラディンを入れるといいだろう。

きほんスキル

かばう

状態異常の味方や、瀕死の味方への単体攻撃を自動でかばう。

コマンドとして「かばう」を使うことで手動でかばうことも可能。

かばう際に自分自身のHPのことを考慮しないため、かばった後にダメージに耐えきれずにやられてしまう場面もあったりする。

有効なテクニックとして、あえて味方を瀕死のまま放置しておくと、1ターンで複数人をかばうことが可能。

特に耐性装備が足りない時期は、パラディンに耐性装備を最優先で身につけさせ、他のキャラはかばってもらうことで戦線を維持するのが割とよく効く。

注意点として、全体攻撃はかばえず素通しになるので覚えておこう。

ついかスキル

きしのちかい1~3

物理攻撃の会心や追加効果をそれぞれ30%,50%,70%の確率で防ぐ。

スキルは常に最も高い値のもののみが有効となり、重複して有効化することはできない。

必要スキルポイントはそれぞれ120,240,480。

たて装備

どんなキャラでも盾を装備可能になる。

本作の盾は非常に便利な割に装備可能職が少ないため、防御面の補強をしたいなら是非。

必要スキルポイントは150。

かばう

きほんスキルと同様。

必要スキルポイントは550。

ニンジャ

敵を一撃で仕留める”ひっさつ”が最大の特徴。

本作は雑魚敵にもHPが高い相手やHPが減るほど威力の上がるブレス攻撃を使う相手が各所で出現し、そうした敵をサクッと倒せるのは嬉しい。

回避アップのうつせみは、鍛え上げれば最高クラスの盾を装備した時と同様の回避力を発揮し、前衛の安定性を高めてくれる。

専用装備のしゅりけんは、威力的にはぶっちゃけ”かくとうぎ”を習得して素手で殴った方が強いものの、貴重な”やみのちから”と”そくし”への耐性を『武器スロットで補える』のが最大の利点。

他の装備部位を比較的自由に組み替えることが可能になるため、装備やスキル構成の融通が利くようになる。

つまり、しゅりけんは耐性アクセサリーだと思っておけばだいたい合ってる。

きほんスキル

ひっさつ

攻撃時、たまに敵を一撃で仕留める。

この手のスキルにあるパブリックイメージとは違い、アンデッド相手にも普通に効く。

体感だとホントにたまにしか発動しない。

ついかスキル

うつせみ1~3

回避率が20%,30%,40%上昇する。

スキルの値は高いもののみが有効で、複数のうつせみを重複取得することはできない。

盾の効果とは重複しない。

必要スキルポイントは50,100,200。

ひっさつ

きほんスキルと同様。

必要スキルポイントは450。

ぶじゅつのごくい

攻撃時の追加効果、かいしん、はんげきの発動率を上昇させる。

ぶっちゃけ体感レベルで効果を感じにくかった。

必要スキルポイントは800。

※検証※ひっさつはどのくらいの確率で発生するのか?

CaseA:武器が一本の場合

職業ニンジャ。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備はしゅりけん、みかわしのローブ、くろずきん、きせきのゆびわ。

スキルは、れんきじゅつ、ねらいうち、うつせみ3。

「序盤の雑魚敵なら個別に即死耐性とか設定されてないやろ、たぶん」ぐらいの仮定のもと、しれんのとうの雑魚相手に100回通常攻撃。

ひっさつ発動回数は12回だった。

CaseB:武器が二本(=二回攻撃)の場合

職業ニンジャ。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備はしゅりけん、しゅりけん、みかわしのローブ、くろずきん、きせきのゆびわ。

スキルは、れんきじゅつ、ねらいうち、にとうりゅう。

同じ仮定に立ってしれんのとうの雑魚相手に100回通常攻撃を行う。

ひっさつ発動回数は8回だった。

CaseAとCaseBを比較

CaseAとCaseBでカイ二乗検定を行う。有意水準はp<0.05とする。

必殺発動不発動合計
武器一本1288100
二刀流892100
合計20180200

χ² = 0.889
自由度 = 1
p = 0.346
95%信頼区間:-4.3%~+12.3%

p>0.05のため有意差は認められず。95%信頼区間的には実際には差が無かったり、なんなら二刀流のほうがホントは必殺発動率が高い可能性すらも棄てきれない。

まぁ、ざっくりいうとこの計測では武器一本の場合と二刀流の場合の必殺発動率の違いは断定できない。

検証結果から考えうる仮説二つ

今回の検証だと、必殺率に一刀流でも二刀流でも有意差は認められなかった。

とはいえ、どう考えてもこれは直感的な感覚には反する

だって、見た目的に2ヒットしてるもん。二回当たるなら2回確率が抽選されて、二刀流の方が必殺確率が高く出るはずだもん! 1 – (1 – 0.12) ^ 2 = 0.2256で、二刀流だと22%くらいは必殺が出るはずだもん!!トトロいるもん!

ってことで、ここで考えうる仮説は、次の二つだ。

  • 仮説<1> ホントに両者に差が設定されていない。内部的には2回ヒットのたびに必殺確率が抽選されているのではなく、1回のコマンド入力に対して一回のみ必殺確率が抽選されている。
  • 仮説<2> 本来は2回の”ヒットのたび”に必殺確率が抽選されている。今回の検証では敵とのレベル差がありすぎて1回目のヒットで倒してしまい、本来あるはずだった2ヒット目の必殺確率の抽選に到達する前に処理が打ち切られてしまっている。

真相解明のためには「一撃で倒しきれない敵相手に、一刀流と二刀流で必殺発動率を試す」と良さげだが……そのくらいの敵は強すぎて、試行回数を稼ごうとしている間に全滅させられかねないという別の問題があるぞ畜生ォォ!!

※検証※ぶじゅつのごくいはどの程度必殺確率を上げるのか?

あんまり体感しづらいぶじゅつのごくいの効果だが、実際にはどの程度効果があるのだろうか??

以下の条件で、ぶじゅつのごくいを習得した状態でしれんのとうの敵を100回殴って必殺発動回数を調べた。

職業ニンジャ。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備はしゅりけん、みかわしのローブ、くろずきん、きせきのゆびわ。

スキルは、れんきじゅつ、ねらいうち、ぶじゅつのごくい。

必殺発動回数は22回だった。

必殺確率検証のCaseAの場合と、カイ二乗検定を使って比較してみる。

有意水準はp<0.05とする。

必殺発動不発合計
ぶじゅつのごくい無し1288100
ぶじゅつのごくい有り2278100
合計34166200

χ² = 3.544
自由度 = 1
p = 0.0598
差の95%信頼区間:-0.3~+20.3

……マジ???

p > 0.05なので、「”ぶじゅつのごくいが有ろうが無かろうが、必殺発動率は変化しない”という論説を否定しきれるだけの統計的根拠は無い」という結果になった。

95%信頼区間も0を跨いでるので、割とほんとに母比率間で差が無い可能性すらある

……いや、そりゃ「体感では変化が感じられない」って書いたけどさ、ホントに統計的に変化が無い可能性が残るとか思わんやん

もしかしての話だが、「ぶじゅつのごくいが効果付与確率を上げるものの中に、ひっさつは含まれていない」可能性もあるっちゃあるのかもしれない。

やめらんねぇ!!こういう番狂わせがあるから、ゲームはやめられねぇな!!!

※検証※ぶじゅつのごくいはどの程度かいしん率を上げるのか?

せっかくなので、ぶじゅつのごくいによる会心率への影響も検証する。

職業せんし。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備は、ティルフィング、いにしえのよろい、ブラギのかぶと、いにしえのこて。

スキルは、れんきじゅつ、かいしん、ぶじゅつのごくい。

しれんのとうの雑魚相手に100回通常攻撃を行った。

結果は31回の会心発動。

例によって例のごとく有意水準p<0.05でカイ二乗検定をする。

対照はだいぶ上の方で書いたせんしにかいしんを習得させた場合の会心発生率だ。

かいしん発動不発合計
ぶじゅつのごくい無し1486100
ぶじゅつのごくい有り3169100
合計45155200

χ² = 8.287
自由度 = 1
p = 0.00399
差の95%信頼区間: +5.7~+28.3

p < 0.05より有意差あり。「ぶじゅつのごくいはかいしん発動とは無関係」とは言えない。

差の95%信頼区間の幅はかなり広いが、効果はあると考えるだけの材料はありそうだ。

標本ではかいしん発動率は17ポイントの上昇が計測された

なんだか安心した。

さぁ、最後の検証に行こう。

※検証※ぶじゅつのごくいはどの程度反撃率を上げるのか?

では、本記事最後の検証は”ぶじゅつのごくい”による反撃率の上昇の効果測定だ。

職業モンク。初期職業せんし。全職業をマスター。男性。レベル99。

装備はすで、すで、みかわしのローブ、くろずきん、きせきのゆびわ。

スキルは、はんげき、ぶじゅつのごくい、れんきじゅつ。

しれんのとうの雑魚相手に100回殴られて、反撃回数を計測した。

反撃回数はまさかの55回

嘘だと思うだろ?マジなんだよ。

ってわけで、さっそく計算してみる。

例によって有意水準をp<0.05とする。

はんげき発動不発合計
ぶじゅつのごくい無し2476100
ぶじゅつのごくい有り5545100
合計79121200

χ² = 20.107
自由度 = 1
p = 7.32 × 10⁻⁶(約0.0000073)
95%信頼区間:+18.1~+43.9

p<0.05より有意差あり。ぶじゅつのごくいによる反撃確率の上昇量は31ポイント

うん、これに関しては目に見えて増えてる。

検証作業中も、体感で明らかに分かるレベルでポコポコ反撃が発動してて楽しかった。

統計学に興味を持った方へ

統計学は、ぶっちゃけテキストだけ読んで使えるようになる人は天才しかいない。

統計解析ソフトを実際に手で動かして、手近なゲームのデータとかをポチポチ入力しながら理論を実践に移すのが、遠回りなようで手っ取り早い。

筆者は『Rによるやさしい統計学』を見ながら、ドラクエやら世界樹の迷宮やらのデータをひたすらサンプルデータとして使いながら練習していた。

「文字がどうしても読みたくない」という方には『マンガで分かる統計学』あたりはなんとなく雰囲気を掴むのには滅茶苦茶使える。今回”ぶじゅつのごくい”の検証で使ったカイ二乗検定の解説もあるよ!!ただ、絶対に自分で手を動かしてみること。実際にやるのがホントに大事。

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Dungeon Antiquaに興味を持った方へ

このサイトでは、過去に無印Dungeon Antiquaのレビュー記事と攻略記事も書いている。

本作でこのシリーズに興味を持った方はチェックしてみて欲しい。

【Dungeon Antiqua】HARD裏ボス撃破までクリアした感想

【Dungeon Antiqua】裏ボス撃破者による攻略の手引き

【Dungeon Antiqua攻略】職業を性別と装備から考察

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筆者はXでも活動しているので、興味を持った方はフォローしてくださると泣いて喜びます。